燦ホールディングスは7月5日、「終活に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月23日~25日、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に居住する40~70歳代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 老後に向けて不安に思うこと

老後に向けて不安に思うことを聞いたところ、1位「認知症」(56%)、2位「病気やケガ」(48%)、3位「老後の貯え」(48%)など、85%もの人が何かしらの不安を抱えていることが明らかに。

また、「終活」において重要と思うことを聞くと、「財産管理」(58%)、「相続」(45%)、「ものの整理」(42%)が上位となった。

  • 「終活」において重要と思うこと

    「終活」において重要と思うこと

次に、「エンディングノート」について聞いたところ、その認知度は80%と高いものの、「既に書いている」人はわずか5%。他方、「書いてみたいと思っている」人は53%と半数を超え、関心度は高いよう。「エンディングノート」に書きたい内容については、1位「資産について」、2位「葬儀の希望」、3位「大切な人へのメッセージ」が上位に。自分の死後、遺された人に配慮した内容が多かった。

  • 「エンディングノート」に書きたい内容

    「エンディングノート」に書きたい内容

最後に、自分の「終活」について、誰かに相談したことがあるかと聞いたところ、20%が「ある」と回答。相談した相手は、「同居する家族」が70%とダントツに多く、次いで「友人」(22%)、「遠方に住む家族」(18%)と続いた。