コロナ禍で、今バイクが再び注目されています。3密を避けられる移動手段や一人でも楽しめる趣味として人気が出ているバイクですが、実際に現在バイクに乗っている方々は、どんなきっかけでバイクに乗り始めたのでしょうか?

バイクを楽しむ20代マイナビニュース読者に、バイクを乗り始めたきっかけやバイクの魅力など、リアルな声を聞きました。

バイクには何歳頃から乗り始めた?

現在バイクに乗っている20代社会人男女97名に、「バイクに乗り始めた年齢」を聞くと、最も多かったのが「18歳(20%)」、次いで僅差で「20歳(19%)」、そして「19歳(16%)」「22歳(11%)」と続きました。

大型二輪免許は18歳からの取得可能になりますが、原動機付自転車免許、普通二輪小型限定免許、普通二輪免許(AT含む)は16歳から取得できるため、「16歳(9%)」から乗っているという方も一定数いるようです。

バイクに乗り始めたきっかけは?

次に「バイクに乗り始めたきっかけ」を聞くと、最も多かった回答が「通勤・通学(26%)」、次いで「友人が乗っていたから(22%)」「かっこいいから(17%)」「移動が楽になるから(15%)」という結果に。

きっかけを見ると、高校を卒業して大学へ進学したり就職するなど生活が変わり、通勤や通学のために乗り始めた方が多いことも見て取れそうです。実際にフリー解答では「就職をきっかけに」「大学の移動手段が必要だったから」という声も寄せられました。

また「友人が乗っていたから」という回答も多い結果になりました。「友達にツーリングしようと誘われて」「友達と共通の趣味が欲しかった」「友人が乗っていて楽しそうだと思った」と、友人が乗る姿を見たり、実際に乗せてもらってバイクに興味を持ち始めた方も多い様子。同じ趣味の話題や移動手段があれば、遊びの範囲もグッと広がりそうです。

そしてシンプルに「かっこいいから」乗り始めた方も。「親が乗っており、それに憧れていたのと親のススメにより乗り始めた」「父親がバイクに乗っていて楽しそうだと思ったから」と、家族が乗る姿を見て憧れた、という方も複数いました。

バイクで楽しかったエピソードは?

通勤や通学、またツーリングを楽しむ20代のライダー読者たちですが、バイクの楽しさの醍醐味はどんなポイントがあるのでしょうか。フリー回答で「楽しかったエピソード」を聞きました。

行動範囲が広がった

最も多くの回答が寄せられたのは「行動範囲が広がった」ということ。小回りが利くバイクは、移動時間が短くなるのはもちろんのこと、自由度がかなり上がるもの。「寄り道して帰るのが楽しい」「好きな場所に気軽に行ける」「電車が終電で終わっても関係がないところ」と、みんな思い思いの楽しみ方をしているようです。

「気持ちよくてストレス発散になるし、小回りが利くので色んなところへ乗っていきました」(29歳女性/東京都/インターネット関連/原付スクーター)

「自分の行動範囲が広がった」(29歳男性/大阪府/物流・倉庫/オフロードバイク スーパーモタード)
「夏休みに三保の松原でツーリングを楽しんだ」(28歳男性/愛知県/食品/125スクーター)

スピード感が楽しい

原付や普通二輪小型限定免許で乗れるバイクでは高速道路を走れませんが、普通二輪免許で乗れる排気量が125㏄を超えるバイクなら、高速道路を使ってちょっと遠い所へのツーリングも選択肢に入ってきます。これからますます暑くなる季節、安全運転を心掛けつつ、風を切って思う存分走ってみるのも楽しそうです。

「速さを体感できる感覚がたのしい」(29歳女性/東京都/ソフトウェア・情報処理/125スクーター)

「風を切るのがたのしい」(28歳女性/東京都/SI/原付スクーター)

友達と楽しんだ

バイクに乗り始めた理由でも上位にランクインしていたように、バイクをきっかけに友達との仲を深めたという声も。なかにはバイクきっかけでツーリング仲間と出会ったという方もいるようです。

「夏休みの友達とのツーリング」(22歳男性/愛媛県/輸送用機器/オンロードモデル クラシック)

「ツーリング先で友達が出来たこと」(23歳男性/大阪府/食品/原付スクーター)


通勤や通学、もしくは友人に誘われてなど、始めるきっかけは人それぞれですが、20代のライダーたちは思い思いにバイク生活を楽しんでいる様子。「ちょっとバイクを始めてみようかな」と思った際は、先輩ライダーたちの楽しみ方をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2022年6月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート