女優の飯豊まりえが主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨(しんのあかり)~』(7月7日スタート、毎週木曜23:59~)のレギュラーメンバーが22日、発表された。

  • 上段左から船越英一郎、山中崇、ニシダ・コウキ(ラランド)、日比美思、下段左から臼田あさ美、松井玲奈、豊本明長(東京03)=読売テレビ提供

三浦駿斗氏ほかの脚本による完全オリジナルの同作は、人の感情が“色”で見える女性刑事・心野朱梨(飯豊)が、感情見え見えのエリート崩れ男性刑事・風早涼(浅香航大)とバディを組み、凶悪事件の“深層”に迫る新感覚の刑事サスペンス。

神奈川県警東神奈川署 刑事第1課強行犯1係の課長代理、警部の雲川幸平役を務めるのは、山中崇。朱梨の能力をおおらかに受け止める良き理解者の1人だ。朱梨の同僚・南条貴広役はラランドのニシダ・コウキ、後輩・北村聡子役は日比美思に決定した。警察庁次長で、次期警察庁長官候補の1人である平安衛は船越英一郎が。警察庁にいた涼を特命で東神奈川署に異動させた人物となっている。

朱梨の7つ年上の姉で15年前の事件以降感情を失ってしまい、会話もできない状態で入院生活を続けている心野紫織は、松井玲奈が演じる。事件が起こる前は文武両道の優等生で、朱梨にとってあこがれの姉だった。15年前の事件で亡くなった父の心野陽介は豊本明長(東京03)が務める。また、紫織の主治医で朱梨の能力を研究する精神科医の甲本祐希は臼田あさ美が演じる。

そして主題歌にはI Don't Like Mondays.の「重ね色」(rhythm zone)が決定した。23日より地上波ドラマPRスポットで音源が初公開される。

キャストらのコメントは以下の通り。

■船越英一郎

数多の警察ドラマと共にキャリアを重ねてきましたが、未体験の世界観を持つ本作への参加に胸を躍らせています。人並外れた共感力を持つ主人公が織りなす心揺さぶるミステリーは、必ず皆様を共感と感動の渦に巻き込むと確信しております。新感覚の捜査を体感しながら、私が演じる謎多き警察庁次長の秘密を推理してドラマの真実に迫ってみて下さい。

■山中崇

透明人間、瞬間移動、そんな特殊能力があったらいいなと、子供の頃誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?「相手の感情の色が見える」そんな特殊能力をもし自分が持っていたら……? と考えたところ「日常生活めちゃくちゃしんどい」という結論にいたりました。人の見たくない部分まで色で見えてしまうのですから。

そんな特殊能力を持ってしまった主人公・心野朱梨に上司としてどう寄り添えるだろうか? そんなことを考えながら日々撮影に臨んでいます。それぞれの話で起こる事件は実際に起きた事件をモチーフにしていることも、この作品の魅力だと思います。現実は小説よりも奇なり。今回の台本を読んで強く感じました。感情捜査という新たな試みのドラマ、ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです。

■ニシダ・コウキ(ラランド)

ニシダ・コウキです。役者の時だけは「ニシダ・コウキ」として活動することになりました。勝手に決められてました。事務所の意向です。従うのみです。今回、初めて連ドラに出演させていただけることになりました。お芝居のお仕事はまだまだ挑戦させて頂きたいので、役者としてももっと成長していけるように頑張ります! 皆様よろしくお願い致します!

■日比美思

先日クランクインをして、刑事第1課のチームに少し遅れて仲間入りをしたのですが、現場の皆様がとても和やかに迎え入れてくださって、ほっとした気持ちになりました。私が演じる北村聡子は、思ったことを悪気なく口に出してしまうことがありますが、嘘がなく、明るい性格です。役柄も実際の私も下っ端ですが、前のめりに、出来ることを精一杯頑張りたいです。

■臼田あさ美

この度、甲本祐希役を演じさせていただきます。精神科医ということで、穏やかにサポートできたらと思っております。先の読めないオリジナルストーリーなので、楽しんで頂けたら嬉しいです。

■松井玲奈

今作は犯人の動機に焦点を当てた切り口の興味深い作品ですが、私が演じる心野紫織も今まで演じたことのない切り口の登場人物になっています。主人公の朱梨は人の感情の色が見える人物ですが、姉である紫織の感情の色が彼女にはどう見えるのか……ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

■豊本明長(東京03)

この度、飯豊まりえさん演じる朱梨の父親役で出させて頂く東京03の豊本です。撮影中、朱梨に緊張の色が出てますよ? と言われないように頑張りたいと思います。

■I Don’t Like Mondays. YU

この度は、主題歌をご一緒させていただきありがとうございます。脚本を読ませていただいた後、僕の中で一番印象として残ったのは、「色」でした。主題歌の歌詞の制作をやらせていただくにあたっては、その物語の鍵となる「色」を使って、表現が出来ないかな?と模索しました。

そこで、「重ね塗り」というものに辿り着きました。人生というのは一人では決して生きてはいけず、出会う人たちとのやりとりの重なり合い、何気ないところでの愛や優しさを感じながらこそ未来に向かって生きていける。 主人公 心野朱梨をイメージしながら制作しました。是非ドラマと重ねて、聴いて頂けたら嬉しいです。