JR東日本高崎支社は、ディーゼル機関車DD51形842号機を活用した見学会&撮影会イベントを6月25・26日に開催すると発表した。募集は2日間限定12名と少人数だったこともあり、発売日(6月9日)に定員に達したため、販売を終了している。
ディーゼル機関車DD51形はJR東日本の社内で2両のみ残り、いずれもぐんま車両センターに所属している。このうちの1両であるDD51形842号機は、もともと貨物列車の牽引用として製造されたが、旅客列車やお召列車を牽引した実績もある機関車。6月25・26日に開催されるイベントでは、お召列車で使用される日章旗をDD51形842号機に掲出するほか、かつてDD51形が牽引していた寝台特急「あけぼの」のヘッドマークを装着した姿も披露される。
イベントを企画した高崎運輸区社員の「乗務を担当する列車の魅力を紹介したい」との思いから、一般の人が普段入ることのできない客車検修庫でDD51形842号機の見学会・撮影会が行われる。運転台に入室できるほか、希望があればエンジンをかけることも可能だという。
イベントが開催される6月25・26日、各日とも午前の部(10時から12時20分頃まで)と午後の部(14時から16時20分頃まで)を開催。参加費は5万1,842円とされ、6月9日10時から「JRE MALL」高崎支社にて募集を開始したが、定員に達したため、販売終了となった。