南勝は、「害虫が出る原因と対策」についての調査結果を5月24日に発表した。調査は5月6日、関東または近畿地方に在住の20歳以上60歳未満の男女1,996人を対象に実施したもの。

  • 害虫は自宅のどこに出ますか?

まず、自宅に害虫が出るか尋ねたところ、「あまり出ない」(35.5%)、「まったく出ない」(34.2%)、「たまに出る」(26.7%)、「よく出る」(3.7%)という結果となった。

「たまに出る」または「よく出る」と回答した人に、害虫が自宅のどこに出るか聞いてみると、73.1%が「キッチン」と回答。以下「洗面所・浴室・トイレ」(46.4%)、「リビング」(31.7%)、「玄関」(19.8%)、「寝室」(12.5%)と続いた。

なぜ自宅に害虫が出ると思うか尋ねると、「床にものをたくさん置いてある」(27.4%)、「隙間風が入る」(24.9%)、「家の中に食べもののゴミが多い」(24.8%)、「自宅がなんとなくジメジメしている」(24.3%)といった回答が目立った。「わからない」と回答した人も24.6%いた。

害虫が出ないようにどのような対策をしているかについては、「掃除」が48.8%で最も多く、次いで「ゴミ捨て」(42.9%)、「毒餌剤を置く」(39.6%)、「こまめな換気」(16.7%)、「隙間をふさぐ」(15.2%)が続いた。また、「特に何もしていない」も14.4%いた。

  • 害虫が出ないように何か対策をしていますか?それはどのような対策ですか?

同社の代表で一級建築士兼宅地建物取引士である印南和行氏によると、害虫が出る家の特徴としては「ジメジメしている家」「隙間風が入ってくる家」「掃除をしない家」などがあるという。

また、害虫が出やすい部屋については、「1階の部屋」「洗面所・浴室・トイレ」「キッチン・玄関」「ウォークインクローゼット」「ウッドデッキ」「使わない部屋」としている。