太陽生命保険は5月24日、若手総合職の初任給について、2022年6月から資格給を増額し、従来の25万円から27万5,000円に引き上げると発表した。引き上げ分は2022年4月に遡って支給する。

引き上げは2018年以来4年ぶり

  • ※画像はイメージ

入社後8年まで増額し、例えば総合職1級(1~3年目)の場合は2万5,000円、総合職2級(4~6年目)の場合は1万2,000円、総合職3級(7~8年目)の場合は1万円増額となる。特定層への月例給与の引き上げは、春闘回答としては2018年以来4年ぶり。

同社は、「人材獲得競争が激化するなか、当社として優秀な人材を確保していくために初任給の引き上げを行い、あわせて若手総合職の月例給与に引き上げを実施」するとしている。

内勤職員約2,300人の賞与についても、年間一律で10万円増額する。 賞与の増額は2018年以来4年ぶり。また、支社長のみに加算していた職位手当を「支社長・部課長等加算」にあらため、上位管理職に対する賞与を増額する。

同社は、「上位管理職を目指すことへのモチベーションを向上させることおよび、将来の役員候補であり、業務執行の重責を担う部課長について、職位・職責に応じた処遇を実現していく」としている。