リクルートは5月24日、「就職プロセス調査(2023年卒)『2022年5月15日時点 内定状況』」を発表した。調査は5月16~18日、『リクナビ2023』の調査モニターに登録した大学生6,259人と大学院生1,375人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「就職内定率」(65.4%)となり、前年同日比で+6.2ポイントとなった。

  • 就職内定率

また、内定取得先企業の業種を見ると、トップは「情報通信業」(29.0%)で、内定取得企業数の割合が一番多いのは「1社」(43.7%)という結果だった。

  • 5月15日時点の内定取得先企業の業種

  • 5月15日時点の内定取得企業数

次に、「就職活動の終了と継続の意向」を聞いたところ、全体では「今月中に就職活動を終了しようと思う」(11.0%)、「来月中に就職活動を終了しようと思う」(33.3%)、「来月以降も就職活動を継続しようと思う」(30.0%)、「まだ決めていない/分からない」(25.8%)となっている。

  • 就職活動の終了と継続の意向

同社「就職みらい研究所」の所長、栗田貴祥氏は「『来月以降も就職活動を継続しようと思う』学生は、『まだ決めていない/分からない』学生を含めると、55.8%と半数以上です。活動継続中の内定取得者に限って見ても『今月中に就職活動を終了しようと思う』は2割弱で、多くの学生が就職活動を継続予定です」とコメントする。