週刊つりニュースは5月30日、全国初の魚に特化した本屋「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」を東京・新宿区の同社本社ビル1階(東京都新宿区愛住町18-7)にプレオープンする。

  • 「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」

同店は、同社本社ビル1階、オフィスの一角にある「釣り文化資料館」の入り口の空きスペースを活用した小さな本屋。

魚をはじめとした水生生物が置かれている状況は、魚食文化や伝統文化の衰退、水産資源の減少、生物多様性の喪失などによって、重要な局面を迎えている。魚が棲む自然環境も、プラスチックゴミ問題や河川環境の悪化などいくつもの課題があることから、魚や魚が棲む環境にもっと興味・関心を持つための「場」として、魚に特化した本屋をオープンすることとなった。

  • 「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」店内の様子

取り扱うものは、「魚」をはじめとした水生生物やそれらが棲む自然環境に関する書籍や、「魚」に関する雑貨や水産加工品。さらに、未だコロナ禍の影響を受ける全国の水族館を応援するため、店内にて各水族館や関連施設のパンフレットやチラシといった販促物も展示・配布する。

  • 水族館や関連施設のパンフレットやチラシといった販促物も展示

5月19日からは、「CAMPFIRE」にて、からクラウドファンディングを開始した。リターンには、プレオープン期間に来店し利用できる購入チケットや、自身がオススメしたい「魚に関する書籍」を『SAKANA BOOKS』の本棚に設置する権利などを用意している。