OUTDOOR TRIPは5月21日、グランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」全16棟を和歌山県白浜町にオープンする。顧客目線でこだわりを持って作ったグランピング施設で、ペット連れや車椅子の利用者も利用できるという。
同施設が立地するのは、和歌山県白浜町の「吉野熊野国立公園」内。関西初の国立公園内にあるグランピング施設となる。
「南紀白浜」の中でも、豊かな自然があふれる日置エリアにあり、自然によって創り出された造形美で有名な「志原海岸」まで徒歩で行くことができる。グランピング施設というと、ラグジュアリー志向の施設が多いが、同施設は「アウトドアの醍醐味」にスポットを当て、自然の素晴らしさを伝えることを目的としている。
客室は12棟16室。家族やカップルでの旅行、ペット連れや大人数のグループ旅行でも、それぞれのニーズに合わせた部屋を用意する。
グランピングテントは、「スウィート」(5棟/1人1万9,800円~)と「ダブル」(2棟/1人1万9,800円~)。デザイナーが内装を監修したグランピングテントで、キャンプの気分をそのまま楽しみながら、優雅で快適なステイができる。1日1組限定の1つの敷地に3つのテントがあるタイプの部屋「ヴァナヘイムグランピング・デラックススウィート」(1棟/1人1万9,800円~)は、シングルベッドが計16つで16人まで宿泊可能。
愛犬と一緒に泊まれる、ドッグラン付きの「プライベートキャビンwith NORN」(2棟/2万4,200円~)も設置した。完全プライベートのドッグランで、他の犬とのトラブルの心配もなく利用できる。部屋には、自然に囲まれている感覚が楽しめる大きな窓を設置。冬は薪ストーブで、木のぬくもりを感じられる暖かい宿泊体験が楽しめる。車椅子でも宿泊可能。
建築家の隈研吾氏とスノーピークが共同で開発したトレーラーハウス「住箱‐JYUBAKO」(2棟/2万2,000円~)も設置した。窓からは志原海岸の海、それを囲む森の景色が広がり、自然を感じて、人間らしさを取り戻すというスノーピークの理念を体現された中で宿泊体験ができる。
アウトドアに不慣れな人でも、手ぶらで安心して利用できるように、アメニティも充実。歯ブラシやタオル、ボディーソープや洗顔などの基本的なものから、パジャマなどホテルのようなアメニティを用意した。女性専用のパウダールームも設置している。部屋には、お菓子や炭酸水なども用意している。
食事は、オーナーと料理長が試行錯誤を繰り返して完成させた本格オリジナルBBQを用意する。プロが仕込んだ素材を調理するだけの手軽さなので、アウトドアの醍醐味をそのまま体験できる。食材は和歌山県産の新鮮な肉や野菜を使用。酒やドリンクに関しては持ち込みもできるが、購入も可能。
敷地内にある展望台からは、180度に広がる海を眺められる。