JR西日本米子支社は9日、伯備線経由の寝台特急「サンライズ出雲」に関して、ゴールデンウィーク期間(4月28日から5月8日までの11日間)の利用状況を発表。JR東海も東海道本線における「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の利用状況を発表した。

  • 寝台特急「サンライズ出雲」。伯備線経由で出雲市駅へ向かう

東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」(東京~岡山間で「サンライズ瀬戸」と併結運転)は、今年のゴールデンウィーク期間も定期列車に加え、臨時列車の「サンライズ出雲91・92号」を運転。米子支社が4月14日に発表したゴールデンウィーク期間中の予約状況においても、「サンライズ出雲」の予約率は85%以上となっていた。

今回の発表によれば、臨時列車も含めた実績として、ゴールデンウィーク期間の前半(4月28日から5月1日まで)に1,056人が利用し、前年比130%・2018年比102%、後半(5月2~8日)に1,838人が利用し、前年比140%・2018年比112%だったという。ゴールデンウィーク期間を通じて2,894人が利用し、前年比136%・2018年比108%に。コロナ禍前の2018年を上回る利用状況となった。

  • 寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が東京駅へ

JR東海もゴールデンウィーク期間の利用状況に関して、寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の輸送量(静岡~浜松間)を約7,000人、前年比137%・2018年比103%だったと発表している。