小田急電鉄は9日、「小田急まなたび鉄道倶楽部」の企画として、「赤い1000形プレミアム撮影会」を6月4日に海老名電車基地で開催すると発表した。

  • 箱根登山線を走行する赤い1000形

赤い1000形は通常、箱根登山線(小田原~箱根湯本間)を運行する列車で、2編成が現存している。箱根登山電車(箱根湯本~強羅間)と同じカラーリングを施し、2009年3月に運行開始した車両で、最大4編成が運行した。小田急電鉄は1000形の代替を進めており、この2編成が並んだ撮影会は最初で最後の開催になるとのこと。

「赤い1000形プレミアム撮影会」は、一般の立入りを禁止している車両基地内で実施し、建物など遮るものがない空間で約50分間、横並びの赤い1000形を撮影できる。掲出する列車種別や行先方向幕は、当日の参加者からのリクエストに応じて決定するほか、今回の企画のためだけに用意するオリジナル1000形キーホルダーや記念証など、参加記念品も贈られる。

  • 限定のオリジナル1000形キーホルダー(イメージ)

イベントは6月4日11時から全5回開催され、中学生以上の参加者合計400人(各回80名)を募集。申込みは5月12日15時から、小田急トラベルのウェブサイトにて受け付ける。参加費はOPクレジット会員が5,500円、一般が5,800円となる。