西武鉄道は、日本の鉄道開業150周年を迎える2022年、同社の創立110周年を迎えるにあたり、「西武鉄道創立110周年」×「鉄道開業150周年」にちなんださまざまな取組みを5月7日から実施すると発表した。
西武鉄道の前身である武蔵野鉄道は1912(明治45)年に設立され、今年で110周年を迎える。今年は日本で初めて鉄道が開業した1872(明治5)年10月14日から150周年を迎える記念すべき年でもあり、西武鉄道ではこれらの周年を記念し、さまざまな記念イベントやキャンペーンを展開する。
今回の記念企画では、「西武鉄道創立110周年×鉄道開業150周年」記念エンブレムを作成。西武鉄道の創立記念日である2022年5月7日から2023年3月31日まで、西武鉄道の全従業員や「西武園ゆうえんち」など一部グループ会社従業員が着用する。
5月7日11時には、「これまでの感謝の気持ち」と「これからも地域のために走り続ける」という思いを込め、西武線を走るすべての列車で一斉に気笛の吹鳴を実施。あわせて秩父鉄道の「SLパレオエクスプレス」(下り三峰口行)が御花畑駅を12時19分に発車し、西武秩父駅の横を通過する際(12時20分頃)、長い気笛を吹鳴し、西武秩父駅に停車中の「ラビュー」(特急「ちちぶ26号」西武秩父駅12時24分発)が気笛を吹鳴して呼応する「『SLパレオエクスプレス×Laview』コラボ吹鳴」を実施する。
6月上旬には、武蔵丘車両検修場で開催予定の電車フェスタを周年企画イベントとして実施予定。その後も記念イベントや「西武園ゆうえんち」など沿線施設でのキャンペーンを2023年3月まで展開するとのこと。