恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜22:00～)。「恋なんて人生のムダ!」と宣言している恋愛経験・男性経験ゼロの桜沢純役を広瀬アリス、安定が一番だが夫は自分に無関心でセックスレスの専業主婦・清宮響子役を西野七瀬、パパ活をしていたがレンタル彼氏を雇う真山アリサ役を飯豊まりえが演じている。
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左から飯豊まりえ、広瀬アリス、西野七瀬 撮影：宮田浩史
今回は3人が互いの“推し”ポイント、松村北斗も巻き込んだ撮影裏でのダンス、まるで漫画ソムリエの広瀬が2人に勧めた漫画、そして劇中で繰り広げられるガールズトークへの発見や共感を語った。
■飯豊まりえの推しポイントは「太陽みたいな人」
――今作では、広瀬さん演じる純が好きな人を「恋じゃなくて推し」と表現する場面がありました。その台詞にちなみ、お互いの素敵な部分や好きな部分といった“推し”ポイントを教えていただけますでしょうか。まず、飯豊さんの推しポイントからお願いします。
広瀬：テンションの高いところで、“フラット”に自分を保っているのがすごいです。落ち着いている方って、テンションでいうとローなイメージがあるじゃないですか。まりえちゃんは、ずっとテンションの高いところで安定しているんです。一生元気!
飯豊：どうします? 家だと一言も喋ってなかったら(笑)。
広瀬：それはそれでいい、現場の飯豊まりえは太陽みたいな人だから! 朝から夜遅くまで撮影が続いて皆が疲れているときに「走りに行きましょう!」って訳が分からないことを言い始めることもあるけど(笑)、そのお陰で皆すごく距離が縮まりました。
飯豊：行ける人だけ行こうよ! と声をかけたものの、誰も来ないだろうなと思って外で準備運動をしていたら、1人ずつ来てくれて。
西野：外に出たいけど、1人で出て行くのもな……と思っているときに、ちょうど「走りに行こうよ」と誘ってくれたんです。
飯豊：ちょっと走ったら息が上がっちゃったから、最後はウォーキングになっちゃったけど、すっごく楽しかったですね。皆の目の奥に光が戻っていました(笑)。
■広瀬アリスの推しポイントは「急に子役になりきる」
――では続いて、広瀬さんの推しポイントを西野さんから。
西野：急に子役になりきるところです。
広瀬：(爆笑)。
飯豊：面白い! いいのチョイスしたね、なぁちゃん!
広瀬：現場に入るとき、子役になりきって「はぁい! よろしくおねがいしまぁす!」(子どものようなトーンで)ってあいさつするやつね(笑)。
西野：何度か目撃しましたが、私の中では結構ツボでした。
飯豊：エンターテイナーですよ、本当に。
――どういう意図での行動だったのでしょうか(笑)。
広瀬：いつもの「お願いします!」に飽きたんでしょうね。それで突発的に。
飯豊：あいさつだけじゃなく、テストの台詞を全部アイドル風に話していたことももあったよね。地声が変わっちゃうんじゃないかと思った。
広瀬：やってたね(笑)。「広瀬アリスですっ! よろしくおねがいしますっ!」(アイドルのようなトーンで)。ふいにふざけたくなるんです。
西野：そんなところが、私はすごく好きでした。
広瀬：うれしい(笑)。
西野：「現場を良くしたい!」と気負っているわけではなく、本能でしているんだなって。始まると「来たっ!」と喜んでいました(笑)。
■西野七瀬の推しポイントは「意外と好奇心旺盛」
――では、西野さんの推しポイントを飯豊さんから。
飯豊：アリスちゃんからのほうがいいんじゃないかな。
広瀬：まりえちゃんはもともと七瀬ちゃんをよく知ってるもんね。では私から……七瀬ちゃんは、マイナスイオンが出てる! フワーッとさわやかな風を吹かせてくれる人。どれだけ忙しくても、全然変わらないでいてくれるから助けられました。あと、意外と好奇心が旺盛なところもあります。まりえちゃんが踊っていたら、隣で踊り始めたり。
――飯豊さんはどういう経緯で踊り始めたんでしょうか。
西野：皆がちょっと眠そうだったから、空気を変えようと明るくなることをしてくれたんだと思います。
飯豊：うれしかったですよ、ジャニーズさんと元乃木坂46さんの真ん中で踊らせていただけるなんて。2人は振り付けを覚えるのがめちゃくちゃ速かったです。
広瀬：秒で覚えてたよね!?
西野：目の前で踊られると、やっぱり覚えてしまうんですよね。
広瀬：気付いたら3人で踊っていたのですが、もう意外な3人すぎて!(笑)
飯豊：(松村)北斗くんもすぐに加わってくれたので驚きました。
西野：まりえちゃんが踊っているのを見て「楽しそうだけど、恥ずかしい……」と葛藤もあったのですが、「今なら完璧に踊れるな」と確信を得たタイミングで私も参加しました。
広瀬：七瀬ちゃんのそういうところ超面白い!(笑)
