大阪大学は4月22日、サステナビリティボンド「大阪大学 生きがいを育む社会創造債」(第1回国立大学法人大阪大学債券)の発行について発表した。

大学債の発行は、国立大学法人としては東京大学に次いで2例目、サステナビリティボンドとしての発行は、国内大学では初めてとなる。

サステナビリティボンドの発行に際し策定したフレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定める原則およびガイドライン、環境省および金融庁が定める各ガイドラインに適合しており、日本格付研究所(JCR)から最上位評価となるSU1(F)を取得している。

債券の年限は40年(発行日は2022年4月28日、償還日は2062年3月17日)。発行額は300億円。

本起債への投資を表明している投資家は以下のとおり(50音順)。

・朝日生命保険
・アセットマネジメントOne
・恵済団
・阪大微生物病研究会
・蒲郡市
・山田科学振興財団
・シップヘルスケアホールディングス
・住友生命保険
・ソニー生命保険
・第一生命保険
・ダイキン工業
・大同生命保険
・太陽生命保険
・東京海上アセットマネジメント
・東京海上日動あんしん生命保険
・東京西南私鉄連合健康保険組合
・ニッセイアセットマネジメント
・日本コルマー
・日本生命保険
・ピアス
・三井住友DSアセットマネジメント
・三井住友トラスト・アセットマネジメント
・明治安田アセットマネジメント
・メディケア生命保険

調達した資金は、「生きがいを育む社会の創造」の実現を目指し、2022年1月に策定した「OUマスタープラン2027」のもとで実施する「知性あふれる人材の育成環境の整備」「自由な発想が芽吹く研究環境の整備」「共創を中核に据えた経営基盤の整備」「教育・研究・経営を横断的に支える基盤の整備」に充当する。