ロバート・ウォルターズ・ジャパンは4月26日、「管理職」に関する調査結果を発表した。調査は3月10~18日、同社に登録のある国内で働く男女会社員930人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「管理職につきたいと思いますか」と聞くと、「管理職を希望する女性社員」(54%)、「管理職を希望する男性社員」(75%)となった。
なお、「管理職につきたくない・つくことができない」と答えた回答者の理由には、1位「ストレスが増える」(32%)、2位「家庭(プライベート)との両立が難しい」(29%)、3位「管理職に向いていない」(23%)だった。
次に、「男性の方が、昇進・昇格に結びつく仕事を任されていますか」と尋ねると、日系企業に勤務している会社員は「男性の方が、昇進・昇格に結びつく仕事を任されている」(72%)と答え、外資系企業に勤務している会社員の回答である49%を上回る結果に。
さらに、「女性管理職の割合が低いと思われる理由はどれですか」と聞いたところ、「女性社員が少ない」(30%)、「昇進意欲のある女性が少ない」(29%)、「組織・上司のアンコンシャス・バイアス」(28%)、「上層部の女性管理職へ育成への見解」(23%)、「産休・育休・介護の影響で労働時間が少なく、昇進・昇格が阻まれている」(21%)、「能力を発揮・見せる機会が十分にない」(18%)、「育休・介護休暇の影響で時間外の対応が困難なため」(15%)、「その他」(6%)だった。