ソニー生命保険は4月22日、「社会人1年目と2年目の意識調査2022」の結果を発表した。調査は3月15日~3月23日、2022年春入社の社会人1年生、および就職してから1年が経つ社会人2年生の20~29歳の男女1,000名(各500名)を対象にインターネットで行われた。
社会人1年生に、最初に就職する会社でいつまで働きたいと考えているかを聞いたところ、「定年まで働きたい」(25.0%)が最も高く、次いで「2~3年くらい」(19.8%)、「4~5年くらい」(16.4%)と続いた。
一方、社会人2年生は、約5人に1人が「すでに辞めたい」(21.4%)と回答し、「定年まで働きたい」と考えている人は15.6%にとどまる結果に。社会人生活を1年間経験してみて“がっかり”したことを聞くと、「給料が少なかった」(28.8%)、「同期で集まる機会が少なかった」(25.6%)、「ボーナスが少なかった」(21.8%)が上位に。特に、テレワークをすることがあった人では「同期で集まる機会が少なかった」(33.8%)が最多になるなど、同期や先輩・上司と直接顔を合わせる機会がなかなか得られず、残念な思いをした人が多いことがうかがえた。
次に、社会人2年生に、仕事や職場における行動・意識について2つの選択肢を提示し、自身の考えがどちらにあてはまるかを聞いた。
その結果、多数派となったのは、仕事上や職場での人付き合いは「広く浅く」(非常にあてはまる+どちらかといえばあてはまる=62.4%)、職場での立ち振る舞い方は「目立つように」(同28.0%)、仕事でわからないことがあれば「まずは自分で考える」(同69.8%)、仕事中に手が空いたときは「仕事を探す」(同72.8%)、仕事をする上で大切にしていることは「絶対にミスをしない」(同66.2%)だった。
全回答者に対し、テレワーク時の行動について、それぞれ社会人として「アリ」「ナシ」を聞いたところ、「テレワーク開始直前まで熟睡する」のは「アリ」(66.7%)、「下半身だけパジャマ姿でオンライン会議に出席する」も「アリ」(69.1%)が多数派に。
また、「完全出社」か「完全テレワーク」のどちらの働き方が良いか質問したところ、「完全出社」が45.1%、「完全テレワーク」は54.9%という結果に。さらに、「居住地域制限がないテレワーク制度」を勤務先が導入した場合の利用意向を聞いたところ、77.2%が「利用したいと思う」と回答。全国どこに住んでいてもテレワークを可能とする制度を魅力的だと感じる人が多いことがわかった。
全回答者に、落ち込んでいるとき(仕事上で失敗したときなど)に、先輩社会人に言われたら、やる気に火がつくセリフを聞いたところ、「君がいて助かった、ありがとう」(40.4%)、「本当によく頑張った」(28.4%)、「何でも相談してね」(26.2%)、「一緒に乗り越えよう」(22.5%)、「大丈夫、なんとかなるよ」(17.9%)が上位に。
また、目標にしたい先輩のイメージに合う有名人を聞くと、男性は、1位「櫻井翔さん」、2位「内村光良さん」、3位「菅田将暉さん」、女性は、1位「天海祐希さん」、2位「北川景子さん」、3位「新垣結衣さん」「石原さとみさん」が上位に。
一緒に頑張りたい同期のイメージに合う男性有名人は、1位「菅田将暉さん」、2位「横浜流星さん」、3位「北村匠海さん」、女性有名人は、1位「橋本環奈さん」、2位「広瀬すずさん」、3位「永野芽郁さん」が上位となった。