JR東日本盛岡支社・高崎支社・新潟支社は18日、「鉄道開業150年」を盛り上げるため、保有する蒸気機関車のうち3機を使用し、汽笛を一斉に吹鳴する様子を4月27日にYouTubeのJR東日本公式チャンネルでライブ配信すると発表した。
JRグループでは、1872(明治5)年10月14日に日本初の鉄道が開業し、今年で150年を迎えることを受け、4月1日から「鉄道開業150年キャンペーン」を実施。今回の試みも「鉄道開業150年」を盛り上げるために実施される。
汽笛一斉吹鳴に参加する蒸気機関車は、釜石線花巻~釜石間で「SL銀河」として活躍しているC58形239号機(盛岡車両センター)、上越線高崎~水上間の「SLぐんまみなかみ」、信越本線高崎~横川間の「SLぐんまよこかわ」として活躍しているC61形20号機(ぐんま車両センター)、磐越西線新津~会津若松間で「SLばんえつ物語」として活躍しているC57形180号機(新津運輸区)の3機となる。
配信番組名は、『鉄道開業150年記念「汽笛一斉吹鳴とSL大集合」』。4月27日の11時40分から12時10分まで配信予定。JR東日本が保有する蒸気機関車3機による汽笛一斉吹鳴のライブ映像のほか、担当社員のインタビューも行われる。今回の企画趣旨に賛同し、汽笛吹鳴を実施する他の鉄道事業者・団体の蒸気機関車も録画映像で紹介される。