爽やかな青空と風が心地よい春の季節。のはずですが……、今まさに、花粉症と闘っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

こんなに医学が発達しているというのに、未だ治療法が見つからない花粉症。酷いと呼吸困難に陥ったり、頭がボーっとして思わぬ事故に繋がる危険性も。

そんな花粉症にまされる会社員の姿を描いた漫画が、Twitterで多くの共感の声を集め話題となっています。それが、青木ぼんろ(@aobonro)さんが描いたこちらの漫画です。

  • 【漫画】花粉症でくしゃみが止まらない男性
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「最近の薬なら、ほぼ症状出ないんでしょ?」って、そんな薬があったなら、こんなに多くの人が毎年苦しむことはないはず。いったいどこから得た情報なのでしょうか。こんな風に言われたら、たとえ相手が上司であっても、あんな顔にもなっちゃいますよね。

読者からは、この上司に対し「花粉症をなめるな」「できる対策をすべてやっていてもこういう日があるのが花粉症」「早めにお薬のんでいても、点鼻薬してもダメな日だった。ダメなものはダメなんだ!」「薬飲んでも止まらない日あるんだよ…自分がなってみればいかに地獄かわかるのになぁw」「薬飲んで花粉対策してても、くしゃみは出る時は出る!」と反論の嵐。

また、花粉症が世間一般的に軽い病気に見られてしまうことに対し、不満の声も寄せられていました。

さて、今回、なぜこのような漫画を描かれたのか、作者の青木ぼんろさんにお話を伺いました。

―― こちらの漫画を投稿されたきっかけをお教えいただけますでしょうか。

重度の花粉症の私が上司に言われたことを、悲しみと怒りのままに漫画に描き起こした感じです。

―― 多くの反響が寄せられておりますが、反応に対して率直なご感想をお聞かせいただけますでしょうか。

すごく驚きました。しかも共感の声が多く、花粉症で苦しんでいる人がすごく多いこと、花粉症と闘っているのが自分1人ではないことがわかり、なんだか勇気をもらいました。


あらゆる対策をしていたところで、一度始まったら止められないくしゃみ・鼻水・目のかゆみ。眉間のあたりがズズ〜ンと重くなってしまったら、もう仕事にはなりません。人に感染しないだけで、高熱が出ているのと同じような状態になりますので、そんな社員を見かけたときは、むしろ帰宅するようにすすめるのが賢明かもしれませんね。

ちなみに、カプセル薬や点鼻薬など、それぞれに合った薬を見つけた人も目立ちましたが、筆者は白ワセリン派です。みなさんも諦めずに、自分に合った方法を模索してみてくださいね。それでも辛い時には、無理せず体を休ませましょう!