メルカリの受け取り評価が遅い･されない場合催促していい? 例文も紹介

通常の通販とメルカリにはさまざまな差がありますが、その一つが商品確認後に出品者へ連絡する｢受け取り評価｣です。メルカリでは、受け取り評価がされると売上金が出品者に入り、評価が実績になる仕組みになっています。そのため、受け取り評価がされないと、出品者は売上金の入金までしばらく待たないといけなくなってしまいます。

この記事では、受け取り評価のやり方やコメントの例文、購入者が受け取り評価をしないとどうなるのかなどを解説します。

受け取り評価まで終わって初めてメルカリでは取り引きが完了します。最後まで気持ちよく取り引きできるよう、受け取り評価について把握しておきましょう。

• メルカリで取引をする際は受け取り評価を忘れずに行いましょう

メルカリでの受け取り評価のやり方

｢やることリスト｣の｢評価してください｣メッセージからメルカリの受け取り評価ができます。

購入者の場合、出品者が商品発送通知を押すタイミングで｢評価してください｣というメッセージ通知が送られます。商品が到着し問題がないことを確認した後にメッセージをタッチし、｢良かった｣あるいは｢残念だった｣の選択とコメントの記入を行って評価の投稿を行いましょう。

出品者の場合、購入者が商品の受け取り評価をすると｢評価してください｣のメッセージが届きます。同様に取り引き画面から評価の選択とコメントの記入を行いましょう。

出品者の受け取り評価を終えて、取り引きが完了となります。

メルカリの受け取り評価の期限はいつまで?

購入者からの受け取り評価の期限は｢発送通知を受け取った9日後の13時まで｣になります。忘れないように、商品を受け取ったらできるだけ早く受け取り評価をするようにしましょう。

ただし、｢商品が購入したものと違っていた｣｢購入したものが不良品だった｣などのトラブルが生じている場合は、焦って受け取り評価を完了させてしまうのではなく、トラブルが解決してから受け取り評価をするようにしましょう。

メルカリの受け取り評価は変更できない

メルカリの受け取り評価は、一度評価をしてしまうと変更や取り消しはできません。そのため、うっかり商品の受け取り前に評価を入力してしまったり、誤って低評価をつけたりしないように注意が必要です。

もし購入した商品を確認する前に評価をつけてしまった場合は、取り引きが終了しないよう、出品者に購入者への評価を待ってもらうようにメッセージを送りましょう。

メルカリの受け取り評価の例文

取り引きコメントは他の利用者がその人から商品を購入するかどうかの参考にもなりますので、良い評価のときも悪い評価のときも、｢なぜその評価なのか｣を明確にしておくといいでしょう。 お互いの行き違いや勘違いなどの可能性もありますので、悪い評価をつけたい場合はいきなり低評価を選択するのではなく、一度出品者とメッセージで話し合いをすることをおすすめします。

メルカリの高評価のコメント例文

メルカリの悪い評価･低評価のコメント例文

• メルカリでは受け取り評価をもって取引完了となります

メルカリで受け取り評価をしないとどうなる?

購入者が受け取り評価をしなければ、｢受け取り評価の期限まで待つ｣あるいは｢出品者が事務局に取り引き完了を依頼する｣のどちらかの方法で取り引きを完了させられます。この場合は出品者･購入者共に評価もコメントもつきませんが、売上金は手元に入るので安心してください。

｢受け取り評価の期限まで待つ｣のであれば、出品者は何もする必要はありません。発送通知から9日後の13時以降に自動で取り引き完了となります。

｢事務局に取り引き完了を依頼する｣際は、専用フォームを利用します。｢発送通知をしてから8日後の13時以降｣と｢最後の購入者メッセージから3日後の13時以降｣の両方の条件を満たせば、取り引き画面に取り引き完了依頼用の専用フォームが現れるので申請可能です。

もしどちらの方法でも取り引きが完了できなければ、｢マイページ＞お問い合わせ｣から、事務局に問い合わせをしてみましょう。

ペナルティはある?

メルカリでは、受け取り評価をしなかった場合のペナルティは設定されていません。

ただし、メルカリでは、取り引き相手に対して迷惑になるような行為をした際に警告や利用制限が行われるケースがあり、この｢迷惑行為｣には｢評価をしないなど進行中の取り引きを放棄すること｣も含まれています。よって、繰り返し受け取り評価を行わないと事務局から注意などを受ける可能性もゼロではありません。

• 受け取り評価を行わない場合ペナルティの可能性があります

メルカリで受け取り評価が遅い･しない人の心理

なぜ、受け取り評価が遅い人や受け取り評価をしない人がいるのでしょうか。理由や心理を知っていれば、取り引き相手の受け取り評価が遅くてもイライラせずに待てるかもしれません。

受け取り評価をレビューと勘違いしている･知らない

初心者にありがちなのが｢受け取り評価を通販のレビューと同じようなものだと考えている｣というミスです。

メルカリでは受け取り評価を出品者と購入者両方が行うことで取り引きが完了しますが、通販では｢商品を受け取ったら終わり｣です。この違いを知らず、｢評価してください｣とメッセージが来ても、通販でよくある｢商品や店へのレビューをお願いします｣というメールと同じようなものだと考えてしまうケースがあります。

受け取り評価は｢しなくてはいけないもの｣ということを知らないため、商品を受け取っても評価をしないままにしてしまうのです。

受け取り評価を忘れている

メッセージを見ておらず受け取り評価を後回しにしていると、そのまま忘れてしまうこともあります。

また、｢評価してください｣というメッセージは商品発送通知と連動して送られるため、どうしてもメッセージが送られてくるタイミングと、商品が自分の手元に来るタイミングにズレが生じます。商品が手元に来た時には評価のことはすっかり忘れていた、というケースもあるでしょう。

受け取り評価を面倒だと思っている

単純に｢面倒だから受け取り評価をしない｣という人もいます。手元に商品は問題なく商品が来ており、放っておけばそのうち取り引きも完了するため、受け取り評価はする必要がないと考えているのです。

商品がまだ手元にない

天候や地域によっては、商品の到着まで出品者が思っている以上に時間がかかることもあります。｢配達済み｣になっていても宅配ボックスに入っていたり家族が受け取っていたりする可能性もあるため、本人の手元に届いているとは限りません。

本人の手元に商品が届いていなければ、当然ながら受け取り評価は行われません。

商品の確認に時間がかかっている

商品に傷や汚れがないか、正常に動くかを丁寧に調べると時間がかかります。特に機械の動作確認などは手間がかかるため、｢商品の確認と受け取り評価は時間のある時にやろう｣と後回しにしている可能性も考えられます。

購入者に商品が届いているのに評価が遅いという場合は、購入者が商品チェックに時間をかけているかもしれません。

低評価を恐れている

購入者が出品者の評価をしない限り、出品者は購入者の評価ができません。そのため、｢報復として悪い評価がつくかもしれない｣と購入者が恐れてあえて評価をしないこともあります。

｢メッセージのレスポンスが悪かった｣｢購入時にトラブルがあった｣など、購入者側に低評価がつきそうな心当たりがある場合、この理由が考えられるでしょう。

商品に不備があった

届いた商品に不備があるなどの理由で返品を検討していたり、事務局に相談していたりする場合も受け取り評価は行われません。ただしこの場合は待っていれば評価が行われるか、あるいは｢不備があります｣と購入者から連絡がくるでしょう。

• 受け取り評価をしない場合、さまざまな理由が考えられます

メルカリで受け取り評価が遅い･されないときは催促してもいい?

受け取り評価が長期間行われなければ、取り引きメッセージで催促の連絡をすることは問題ありません。ただし、購入者がそのメッセージで気を悪くしてしまうと低評価の原因になりますので注意が必要です。

｢商品は到着していますか｣｢不備はなかったでしょうか｣とやんわりと遠回しに聞くか、自動取り引き完了までそのままにしておきましょう。

メルカリで受け取り評価を催促するときの例文

• 受け取り評価の催促メールを送る際は相手の気分を害さないよう注意しましょう

メルカリでは受け取り評価がなくても売上金は入る

メルカリで発送した商品に受け取り評価がない場合であっても、9日間経てば自動的に取り引きは完了し、出品者には売上金が入ります。しかし、出品者･購入者双方に評価がつかないため｢実績にならない｣とがっかりされてしまうでしょう。

受け取り評価はメルカリでの信頼性を証明する重要な機能です。重視している人も多いため、自分が購入者になった場合は迅速に商品の確認と受け取り評価をするようにしましょう。