GA technologiesは3月30日、「家族のお金の話とコミュニケーションの実態」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2021年11月25日〜27日、全国の20代〜40代で子育て中の共働き夫婦641人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、「家族のお金の話」について、夫婦間でどの程度会話ができているかを尋ねたところ、「どちらかといえば出来ていない」が28.3%、「全く出来ていない」が13.8%となった。全体の4割以上の夫婦で「家族のお金の話」に関するコミュニケーションが不足している事が明らかになっている。
また、そのうち「家族のお金の話をパートナーともっとしたい」と考えている人は、81.3%で全体の8割以上という結果に。
「夫婦間でお金の話ができていない」と回答した人に、その理由をたずねたところ、最も多かったのは「何から始めてよいかわからない」で35.5%だった。「十分な知識がない」という理由も32.0%で次いで多かった。また、「きっかけがない」や「忙しくて時間がない」と回答した人もそれぞれ全体の2割以上いた。
夫婦間でのコミュニケーションの満足度や夫婦仲に関しては、「コミュニケーション全般の満足度」「日常会話の満足度」「家事分担の満足度」「夫婦仲」すべての項目において「お金の話ができている」と回答した人の方が「お金の話ができていない」と回答した人の点数を上回っている。
夫婦間での家事の役割分担に関しても、「ゴミ捨て」「食器の後片付け・食器洗い」「衣類の洗濯」「お子様の世話・育児」の全ての項目において、お金の話ができている夫婦の方が、「パートナーと協力している」という回答が多い結果となった。