オープンワークは3月30日、「23卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【男女文理編】」を発表した。調査は、同社運営のジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」に登録する13万6,419名(男性7万9,371名、女性5万6,983名)の23卒学生ユーザーが検索した企業を集計している。
23卒就活生が選ぶ「就職注目企業ランキング」の結果、男子・理系1位は共に「NTTデータ」、女子1位は「アクセンチュア」、文系1位は「オープンハウス」という結果となった。
男子学生の注目企業トップ5は、1位「NTTデータ」、2位「アクセンチュア」、3位「日立製作所」、4位「野村総合研究所」、5位「ソニーグループ」という結果に。一方、女子学生は1位「アクセンチュア」、2位「NTTデータ」、3位「オープンハウス」、4位「Sky」、5位「ニトリ」。
男女ともに「NTTデータ」に注目が集まっていることについて、同社は、「昨今のDX人材への需要の高まりもあり、将来どの業種・職種のキャリアを歩んでも活かしやすい能力=『ポータブルスキル』が新卒時代から身に付けられそうな企業は男女問わず幅広い就活生から注目を集めていると言えそう」とコメントしている。
文系の注目企業ランキングでは、総合不動産会社の「オープンハウス」が1位に。以下、2位「アクセンチュア」、3位「NTTデータ」、4位「東京海上日動火災保険」、5位「Sky」と続いたほか、「東京海上日動火災保険」をはじめ、13位の「三井住友銀行」や、14位の「三菱UFJ銀行」など、金融企業が上位に多くランクインした。
一方、理系学生が注目する企業は、1位「NTTデータ」、2位「ソニーグループ」、3位「日立製作所」、4位「アクセンチュア」、5位「野村総合研究所」がトップ5にランクイン。また、半導体関連業界の「東京エレクトロン」(12位)や「村田製作所」(16位)が上位にランクインしたほか、「ソニーグループ」や「日立製作所」、「NEC」(11位)や「キヤノン」(18位)といったジョブ型雇用を積極的に導入し始めた大手メーカー企業が多数ランクインした。