ロバート・ウォルターズ・ジャパンは3月24日、「育児休業」に関する調査結果を発表した。調査は1月21~27日と2月17~28日、同社に登録のある国内で働く会社員1,185人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「男性の育休取得の希望期間」を聞いたところ、女性が男性パートナーに取得してほしい期間は1位「半年」(28%)、2位「3ケ月」(26%)、3位「1年」(24%)だった。

また、男性自身が育休を取得したい期間の1位は「1年」(26%)、2位「3ケ月」(24%)、3位「1ケ月」(22%)となっている。

  • 男性の育休取得の希望期間(男女別)

次に、「子育て中の社員に対して、どのような配慮が必要だと思いますか」と尋ねると、外資系企業勤務の男性、日系企業勤務の男性、日系企業勤務の女性は「(子育て中の社員の)適性や意思の確認」が一番多かった。

なお、外資系企業勤務の女性は「子育て中の社員に限らず、社員全体に対する制度変更」への回答が多くなっている。

  • 子育て中の社員に対して、どのような配慮が必要だと思いますか

さらに「育休を取得した場合、管理職へ昇進が可能だと思いますか」と取得者の性別を分けて聞くと、女性、男性とも取得者の「能力次第」という声が多い結果だった。

  • 女性が育休を取得した場合、管理職へ昇進が可能だと思いますか

  • 男性が育休を取得した場合、管理職へ昇進が可能だと思いますか