JR東日本は、3月16日深夜に発生した福島県沖地震の影響について、「東北地方を中心に東日本エリアの広い範囲で在来線及び新幹線で運転見合わせが発生」と発表した。東北新幹線の福島~白石蔵王間で列車が脱線したことも報道された。

  • 3月16日深夜に発生し、最大震度6強を観測した地震の影響で、東北新幹線で脱線が発生したという

3月16日23時30分すぎ、福島県沖を震源として強い地震が発生し、宮城県・福島県で最大震度6強を観測。両県で津波注意報も発表された。この地震の影響で、東北新幹線の福島~白石蔵王間を走行中だった下り「やまびこ223号」の一部車両が脱線したとのこと。乗客・乗員(約100名)にけが人はいないと報じられている。

JR東日本の運行情報によれば、3月17日3時すぎの時点で、東北・山形・秋田新幹線が地震による停電のため運転を見合わせ、影響範囲の確認を行っているとのこと。地震の影響がある線区に関して、係員による設備点検を行い、安全の確認が取れた後、運転再開する予定だが、運転再開までに相当な時間を要する見込みとしている。