俳優の鈴鹿央士が主演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『クロステイル~探偵教室~』(4月9日スタート、毎週土曜23:40~)に、超特急・草川拓弥、篠田麻里子、高田延彦らの出演が決まった。
探偵学校を舞台に、飛田匡(鈴鹿)らが心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちの物語。草川は、ホストをしながら学校に通う生徒・藤巻敦也。篠田は、探偵学校の生徒・堀之内純子。高田は、熱血指導で生徒達に立ちはだかる鬼講師・南武辰彦を演じる。
コメントは、以下の通り。
■草川拓弥
ホスト兼探偵学校の生徒というちょっと変わった役どころで、どちらも演じるのは初めてです。
お芝居は、なかなか難しいなと思っています。
台本を読むと、藤巻はアクセントになる位置づけで、視聴者の方にとっても、何だコイツとか面白がられたりする役のようです。
お調子者でもありますが、それは一種の自己防衛だったりするので、話が進んでいくと、より藤巻の深みがわかって頂けると思っています。
オリジナル作品だったので、髪型や髪の色を提案しました。探偵学校でキャストが勢ぞろいした時、何か1つ藤巻ならではのパンチが欲しいなと思い、明るい色に挑戦してみました。
探偵が軸にある物語ですが、人の心に寄り添う愛が一番のテーマだと思っています。すごく大変ないまの世の中に、視聴者の方の心に寄り添える、温かい作品になると思います。またこのドラマを通じて、人の心に寄り添えるような温かい人たちがもっと増えたらいいなと思っています。ぜひご覧下さい。
■篠田麻里子
小さい頃から探偵ごっこみたいな遊びをしていて、探偵になりたいなと思ったこともあったし、台本もオリジナルで面白く、楽しみだなと思いました。
私が演じる純子さんは「男なんて」とか、「男って馬鹿みたい」というセリフが多いのですが、男性を巡ってすごく傷ついた部分があり、それを自分の中で解決するために、探偵になろうとしている女性なんですね。一見すごく気の強そうな女性に見えるのですが、すごくピュアで一生懸命で、自分の傷ついた過去に向き合っている正義感ある女性かなと思います。
鈴鹿さんとは初共演です。本当に可愛いというか、アニメのキャラクターのような男の子という印象でした。でも実際会ってみると、自分の意見や、自分の感覚がすごくある方だなと思いました。普段だったら見逃しそうな部分も、疑問を感じたら、自分の意思をはっきり言葉にしていて、素晴らしいなと思いました。
『クロステイル』、どんなドラマになっているんでしょうか(笑)。私も撮影しながら、どういう作品が出来上がるのか楽しみにしております。
でもすごく素敵で楽しく、そして笑いあり涙あり、楽しい作品になっていると思いますので、ぜひ皆さん見てください!
■高田延彦
出演依頼を受けて最初に思ったことは「やれません、できません」ですね。役者というのは、決まったセリフを覚えて、そこに感情を乗せて、音として発信するのが仕事。極めて、決められたセリフを変えずに、というところがポイントですよね。「それを俺ができるかい!」という思いですね。
台本はとても面白いなと思いました。私が演じる南武は、年齢やキャラクター、言葉の使い方など、高田の私生活にリンクするところがあって、俺に近いなぁという印象を受けたんですね。マネージャーに「できる、できる」とそそのかされ(笑)、妻からも「やれるんじゃないの!」と後押しがあって、お断りをしたら後悔するのかなと考えて「やらしてもらう、やっちゃえ!」と。ここにいるわけでございます。
南武は、結構スパルタで、探偵という職業に対しては非常にストイックですね。昭和のおっかないリーダーみたいな。そのクセまだ中間管理職というか、上には上がいて、ちょっと挟まれながらも自分のスタイルを貫くという…。私生活でも、おそらく嫁さんの下には敷かれているんだけど、まぁ豪快・豪傑な部類に入るのかなと思っています。
鈴鹿さんは、すごく可愛くてね。フレッシュでピュアで、無垢な印象ですね。いざ監督の声がかかるとカッとスイッチが切り替わる、それがすごいなと。やっぱりプロだよね。今度、演技指導をしてもらおうかなと、思っています。
収録の日が近づいて来ると緊張感が高まって来るし、より集中して自分の世界に入ってインプットすることに努めていますね。
無心になって、自分がどんどん南武になっていくという、その作業が非常に心地いいですね。私にとっては、非常にハードルの高い役ですが、とにかく皆さんの足を引っ張らずに、少しでも作品の背中を後押しする原動力となるように、ベストを尽くして頑張りますのでぜひ、みんなの力を結集した、この楽しい面白い作品を見ていただきたいと思います。楽しみにしていてください!
ほかにも生徒役で、福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介。天然な匡の母親役で山口香緖里。サディスティックな女講師役で冨樫真が出演する。