GoodServiceは3月10日、「ランドセルの処分とその方法」に関する調査結果を発表した。同調査は2月1日~2日、小学6年生の子を持つ親513人と中学生以上の子を持つ親502人を対象に、インターネットで実施した。

  • 子どもがランドセルを利用していた期間

小学6年生の子どもを持つ親に、子どもがランドセルを利用していた期間について尋ねたところ、「6年間」(93.0%)が最も多く、次いで「3年間」(2.3%)、「4年間」(2.0%)となった。

子どものランドセルはどうする予定か聞くと、48.2%が「まだ決まっていない」と答えた。以下、「保管」(27.3%)、「破棄」(6.6%)と続いている。「まだ決まっていない」と答えた人にその理由を聞くと、「色々とやり方があるから、まだ調べきれていない」「割とキレイな状態なので必要な方がいらっしゃれば差し上げたい」「まだ子供と話し合っていないから」などの声が寄せられた。

  • 子どものランドセルはどうする予定ですか

「保管」と回答した人の理由は「捨てるには忍びないし、手放す気にならない」「宝物だから」「亡くなったおじいちゃんからもらった大切な物なので」などだった。「破棄」と答えた人はその理由として、「他に使い道がないので」「汚れているから」などを挙げている。そのほか、「寄付」「兄弟姉妹、親戚へのおさがり」「普段使いの小物(ポーチ、パスケースなど)にリメイク」などの方法を検討している人もいた。

中学生以上の子どもを持つ親に、不要になった子どものランドセルはどうしたか聞くと、71.5%が「そのまま保管している」と回答した。14.7%は「破棄」、6.0%が「寄付」と答えている。

  • (中学生以上の子どもを持つ親対象)不要になった子どものランドセルはどうしましたか

ランドセルを処分せずに保管している理由を聞くと、「思い出として手元に残しておきたかったから」(45.7%)と回答した人がもっとも多かった。、次いで「特に理由はないが、とにかく捨てられなかった」(43.2%)、「子どもが「残しておきたい」と言ったから」(20.1%)と続いている。

  • ランドセルを処分せずに保管している理由

ランドセルを処分(譲渡、リメイク、寄付)した人に、卒業後どれくらい経ってから処分したのか聞くと、「卒業後すぐ(1か月以内)」(42.1%)や、「1年未満」(34.1%)が多かった。「1、2年くらい」と答えた人の割合は、16.7%だった。