俳優の佐藤隆太が、9日に放送されたトークバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系/毎週水曜23:00~)にゲスト出演。2004年に放送されたドラマ『プライド』(同系)で共演した木村拓哉とのエピソードを打ち明けた。
この日の放送では、「人生で一番ビビった人は誰?」という内容でトークを展開。アイスホッケーをテーマにした同ドラマで、木村と初共演した佐藤は、あるシーンを振り返り、「後輩の僕が、ホッケーに対して恐怖心を持ってしまって。なかなかリンク上に上げれないっていう状態になったときに、木村さん演じるハルに思いっきり叱られるというか」と回顧。「“俺とどっちが怖え?”って言われるシーンがあるんですけど、そんときの迫力がまあすごくて……。そこで僕がビビるというか、涙ぐむシーンがあったんですけど、すごい印象が強かった」と、木村の演技に圧倒されたことを明かした。
木村があまりの迫力だったため、「そのあと何年間か、ドラマとかで泣かなきゃいけないシーンなのに涙が出ないときは、その木村さんを思い出すんです。“あ~怖っ!”と思って、泣いてる時期があったほど」と告白した佐藤。当時は、まだ23歳だったため、「もちろんそんなわけないのに、“俺、木村さんになんか失礼なことしたかな? それも乗っかってるのかな?”って考えちゃうぐらい」「“だからこその迫力なのかな?”とか……」と、恐怖であらぬことを悶々と考えていたことを明かし、番組MCの国分太一も、実際のシーンが流れると、「これは怖いわ」「芝居の目じゃないね。本気で怖がってる」と、納得の表情を浮かべていた。