ビー・エム・ダブリューは3月1日、プレミアム・コンパクト・クーペ「2シリーズ クーペ」をベースにしたMモデル「BMW M240i xDrive」(エムニーヨンマルアイ・エックスドライブ)を発売した。
BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル。今回発表の「BMW M240i xDrive」は、Mパフォーマンス・モデルに位置付けられる。
「2シリーズ クーペが持つワイドで逞しさ溢れるボディや筋肉質なアスリートを彷彿とさせるスタイリングを、「M240i xDrive」ではさらに強調した。セリウム・グレーのサイド・ミラーやリア・スポイラーを装備することで、空力特性の向上に加え、より精悍なスタイリングを獲得している。
ドライビング・ダイナミクスにおいては約50:50の理想的な前後重量配分に加え、路面に最適なトルクを4輪全てが伝えられる4輪駆動システムxDriveを装備することで、スポーティーで俊敏なハンドリング性能により磨きを掛けたダイナミックな走りを可能とし、サーキットでの走行も可能なMモデル特有の駆けぬける歓びを具現化している。
コネクティビティにおいても優位性は高く、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。Apple CarPlayへの対応や、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、大きな利便性を獲得している。また、車両のキーを持たずとも、スマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となっている。
メーカー希望小売価格は758万円。