青山商事は3月2日、「スーツの選び方」に関する調査結果を発表した。同調査は1月26日~2月3日、全国の20~50代有職男性で、月1回以上スーツを着る500人を対象に、インターネットで実施した。
フレッシャーズ(新社会人など)のときに、初めてスーツを選ぶうえで重視したポイントを尋ねたところ、4割が「着心地・機能性」と答えた。現在スーツを選ぶうえで何を重要視するかについて聞くと、さらにその比率は上がり、6割が「着心地・機能性」と答えている。初めてスーツを選ぶ時よりも、社会人生活が長くなるに従い、「着心地・機能性」が重要視されていくことがわかった。
通常、スマートフォンを何台持っているか聞くと、26.0%が「2台以上」と回答した。スマホをスーツの収納する際には、「座る時にスマホが邪魔になる」「上着を着ない夏場、パンツのポケットに物を詰め込み過ぎてかさばる」といった悩みもあるという。
同社は3月2日に、累計販売数40万着を誇る同社のビジネススーツ「PT-9(ピーティーナイン)」(3万1,900円)をリニューアル新発売した。同商品は、"外見はスーツ、中身はスポーツ"をコンセプトとしており、スーツを着た時にラクに動けるかを重要視した設計としている。
胸元を柔らかく立体的に仕立てるために「ハザシ入り接着縫製」を採用。肩パットには、綿菓子のように軽いのに肩のホールドを維持し、ジャケットの重さを分散する「AIRパット」を取り入れた。パンツの腰裏にはオリジナルの「Air Cusionマーベルト」(特許出願中)を用いて、フィット感を高めている。
伸縮性を追求し、表地には「2WAYストレッチ生地」を使用した。背裏生地の中央には、スポーツウェアにも使われるストレッチ裏地「Dot Air」を採用。中心部にはアコーディオン状に伸縮する特殊な素材を挟み込み、肩回りの可動域をさらに広げている。
仕事用・プライベート用と、スマホを複数台所持するビジネスパーソンのニーズを反映し、ジャケットとパンツそれぞれに「スマホポケット」を装備した。上着見返しの胸ポケットはスマホが出し入れしやすいように縦に取り付け、サイドポケット内側にはイヤホンをケースごと収納できるポケットも付けている。ヒップポケットは座った時にスマホに圧力がかかりにくい位置に配置した。
PT-9の素材はウール42%、ポリエステル58%。カラーは、ブラック、ネイビー、グレーの3種類。洋服の青山 全店、洋服の青山オンラインストアで販売している。