MFSは2月21日、「ユーザーが選ぶ本当に良い住宅ローンランキング2022」を発表した。同ランキングは2021年12月27日~2022年1月3日、2019年から2021年に住宅ローンを借りた20歳から49歳の男女730名を対象に、インターネットで実施した。

  • 総合ランキング

総合ランキング1位は「ソニー銀行」(点数4.10)だった。顧客対応の満足度や手数料などの諸費用の納得度が評価されている。2位は僅差で「三井住友銀行」(4.05)がランクインした。3メガの中で最も高い評価となり、メガバンクの安心感と窓口対応力に評価の声が高くなっている。3位は「auじぶん銀行」(3.98)で、金利の安さや団体信用生命保険の保障内容に高い評価が集まった。

金利満足度1位は「auじぶん銀行」(4.30)。じぶん電気とau回線の契約で、金利を最大0.1%下げることができるなど、業界トップクラスの低金利と、無料で50%保障のがん団信と全疾病保障が付帯されることが評価された。2位は、低金利であると同時に無料で就業不能時を保障する全疾病保障が付く「住信SBIネット銀行」(4.22)、3位は大手金融機関としての安心感が評価され、「三井住友銀行」(4.21)がランクインした。

  • 金利満足度

手数料などの諸費用に対する納得度で1位となったのは、手数料が選択できる「ソニー銀行」(4.08)だった。2位の「楽天銀行」は元本に関わらず一律33万円(税込)であるため、高額の借り入れをする人に人気となっている。同率2位の「住信SBIネット銀行」は、繰上返済手数料や返済口座への資金移動に費用がかからない点が評価されている。

  • 手数料などの諸費用に対する納得度

団体信用生命保険の満足度では、1位は「ソニー銀行」(4.42)だった。無料で50%保障のがん団信が付帯、ガン先進医療に対する保障も充実していることが高く評価されている。2位の「auじぶん銀行」(4.22)も、無料で50%保障のがん団信と全疾病保障が付帯されることが評価された。3位の「関西みらい銀行(りそな銀行グループ)」(4.18)は生活習慣病団信があり、糖尿病や高血圧性疾患といった生活習慣病になった場合の保障もある点が評価されている。

  • 団体信用生命保険の満足度

銀行担当者の対応への満足度で1位になった銀行は「三井住友銀行」(4.13)、2位は「三菱UFJ銀行」(4.03)とメガバンクが占めた。全国に店舗網もあり、その点が高く評価されている。3位の「ソニー銀行」(3.83)はネット銀行だが、専任ローンアドバイザーがつき、土日含めて対応する点に評価が高かった。

  • 銀行担当者の対応への満足度