能勢電鉄は、間もなく卒業を迎える沿線の学校の生徒に向けた卒業列車「祝電(しゅくでん)」を昨年に続き、今年も運行すると発表した。運行期間は2月25日から3月31日までとなっている。

  • 卒業生へのメッセージを車内に掲出する「祝電」イメージ

「祝電」は1700系1757編成(4両編成)を使用し、運行期間中は沿線の中学・高校計5校の在校生と教職員から寄せられたさまざまな祝福メッセージで車内を彩る。各車両の貫通路上には、各校の校章をデザインした小旗を掲出。車外にも装飾を施し、各学校の美術部生徒がデザインしたオリジナルヘッドマークを掲出するほか、各車両の中央ドア横に各学校名を記したステッカーを貼付する。

なお、中学校のメッセージを掲出する4号車のみ、卒業式が高校より遅い関係で、メッセージの掲出を3月9～31日とする。運行初日から3月8日まで、4号車には能勢電鉄制作の「祝電」ヘッドマークと社員からの祝福メッセージを掲出するとのこと。