ニフティライフスタイルの温泉・スパ情報専門サービス「ニフティ温泉」は2月16日、「ユーザーが選んだ! 静かに過ごせる温泉、スーパー銭湯ランキング」を発表した。同ランキングは1月1日~30日、「ニフティ温泉」に掲載された全国1万5,898件の温泉・温浴施設の中で「この施設の良かったポイント」投票パーツ「静かに過ごせる」の投票数をもとに順位付けした。
1位は、両国駅から徒歩1分のスーパー銭湯「両国湯屋江戸遊」(東京都)だった。2019年6月に大規模リニューアルし、おしゃれな休憩スペースやコワーキングスペースも新設。ニフティ温泉 年間ランキング2021でも全国総合TOP10に輝いた人気施設となっている。「全体的にゆったりと過ごせて満足」「客層もよく落ち着いていている。休憩スペースがふんだんにあり、場所取りしなくていい」「お風呂内にサウナや炭酸風呂、泥パックもありかなり充実した時間をすごせました」などの口コミが寄せられている。
2位に選ばれたのは、「横浜天然温泉 SPA EAS(スパイアス)」(神奈川県)だった。コワーキングスペースが充実しており、隣接する館内のカフェでは「仕事メシ」として片手で食べられるラップサンドを提供している。
3位は「美楽温泉 SPA-HERBS(スパハーブス)」(埼玉県)、4位は「つくば温泉 喜楽里 別邸(きらり べってい)」(茨城県)、5位は「杉戸天然温泉 雅楽の湯(うたのゆ)」(埼玉県)、6位は「天然温泉 満天の湯」(神奈川県)、7位は「溝口温泉 喜楽里(きらり)」(神奈川県)、8位は「JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里」(千葉県)、9位は「竜泉寺の湯 草加谷塚店(そうかやつか)」(埼玉県)、10位は「東静岡天然温泉 柚木の郷(ゆのきのさと)」(静岡県)だった。
1位の「両国湯屋江戸遊」、2位の「横浜天然温泉 SPA EAS(スパイアス)」ともコワーキングスペースが充実している。「このようにコワーキングスペースはいま温浴業界でのトレンドとなっており、特にサウナ好きの人の間では温浴施設でサウナを楽しみながら仕事をする『サウナワーク』『サウナワーケーション』などの言葉も生まれている」と同社。
また、コロナ禍で「黙浴」を重視する人が増えていることから、温浴業界でもさまざまな対策がとられている。7位の「溝口温泉 喜楽里(きらり)」では「黙浴」と書かれたうちわを持ったスタッフが巡回し、意識を高める働きかけも行っているという。