映画『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)の満員御礼挨拶が15日に都内で行われ、山田涼介、土屋太鳳、三木聡監督が登場した。

  • 土屋太鳳

    土屋太鳳

同作は、特撮映画で倒された怪獣の“その後”を描く完全オリジナル作。首相直属の特殊部隊の帯刀アラタ(山田涼介)が現場指揮の任務を背負わされ、環境大臣秘書官で元恋人の雨音ユキノ(土屋太鳳)とともに、ガス爆発も時間の問題という巨大な死体の後片付けに立ち向かうことになる。

大きくスリットの入ったワンピースで大人に登場した土屋。東京・新宿ピカデリーで行われた舞台挨拶に、土屋は「実はここは約11年前に私が特撮ヒロインとして舞台挨拶をさせていただいた場所でして。今とても胸がいっぱいです」と心境を吐露する。

この日は作品を表す一文字をその場で筆で書くこととなったが、山田は土屋の回答を見て「面白い人だな。なるほど、そう来るかって感じでした」と述べる。土屋自身については「スッとしてますし、見た目もクールビューティーな感じですけど、すごく天然なところも持ち合わせてる女優さんなんだなということを、この大怪獣のイベント期間中に知りました」と明かした。

そんな土屋が出した一文字は「∞」(無限大)で、山田が「ね、天然でしょ」と言うと、土屋は「漢字かと言われたら、もしかしたら記号かもしれません」と苦笑する。土屋は改めて「この作品って細かく見れば見るほど無限に考え方であったりとか、分析とか、色んなものが出てくるなと思って、無限大にさせていただきました。無限大に色んなものを読み取れたりとか、無限大に魅力がある作品だなって。色んなとらえ方ができる。だからこの無限大な魅力が時間であったり国境を越えて沢山の人に届いたらいいなという願いを込めて」と意図を説明した。