パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「クルマへの興味」に関するアンケート結果を発表した。
同調査は、タイムズクラブ会員(2020年8月11日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスを利用した人)を対象に実施。調査期間は2021年8月11日〜8月17日。調査方法は非公開型インターネットアンケート で、有効回答者は6,576名だった。
同社は毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表している。今回は「クルマへの興味」についてのアンケートを実施した。
タイムズクラブ会員のクルマの所有状況は「1台持っている」42%、「複数台持っている」12%、「所有していない」46%だった。なお、所有していない人のうち34%は「購入検討中」と回答している。
所有するクルマの種類は「軽自動車」が最多で33%となった。以降、「コンパクトカー」22%、「ミニバン」18%と続いている。性別で順位の違いはないが、女性は「軽自動車」が41%となり、男性を13ポイント上回った。一方、男性は「ミニバン」が21%と、女性を7ポイント上回っている。
好きなクルマの種類は1位「SUV」26%、2位「コンパクトカー」21%となり、この2つが全体の約半数を占める結果に。3位以降は「ミニバン」「スポーツカー」「セダン」「軽自動車」が僅差で続いている。
男女別でも、順位は異なるものの「SUV」と「コンパクトカー」がトップ2にランクインしている。男性は所有率がいちばん低い「スポーツカー」が3位となった一方で、女性は所有率が高い「軽自動車」が3位となった。男性のスポーツカー所有率は5%にとどまったものの、人気が高いことがうかがえる。
年代別で見ると、全年代で「SUV」が1位だった。「コンパクトカー」は50代以下の全ての年代で2位に入ったが、唯一60代以上は「セダン」が2位となった。所有しているクルマで3位になった「ミニバン」は、40代のみ3位にランクインした。
一度は乗ってみたいと思う憧れのカーブランドは「BMW」「レクサス」「フェラーリ」が12%で同率1位となり、2015年の調査開始以来初めて「レクサス」が1位にランクインした。前回3位の「ポルシェ」は4位に、同率3位だった「メルセデス」は5位となった。
「その他」では、「ランボルギーニ」や「アストンマーチン」といったスポーツカーブランドの他、電気自動車大手の「テスラ」という回答が見られた。年代別・性別で見ると、全てにおいてトップ3に入ったのは「BMW」のみとなり、人気の高さがうかがえる。
憧れのカーブランドを選んだ理由は「デザインが好き」がダントツで、2位の「ステータスを感じられる」と20ポイント以上の差がついた。憧れのカーブランド1位の3ブランドの理由を見ると、BMWとフェラーリは「デザインが好き」、レクサスは「ステータスを感じられる」が最多となった。フェラーリのみ「手が届かないから」が上位に入っている。
今回のアンケートで、全年代でSUVの人気が高いことがわかった。カーシェアリングサービス「タイムズカー」では、好きな車種でトップだったSUVやコンパクトカー、ミニバンなど幅広いカテゴリの車種をラインアップしている。同社では、クルマの所有状況に関わらず、カーシェアリングサービスを使って好きな車種や、乗ったことのないブランドのクルマでドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか、とコメントしている。