アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.とマリオット・インターナショナルは2月24日、新たな提携クレジットカード「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」と「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」を発行する。
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」(SPG アメックスカード)が生まれ変わり、特典やサービスをより拡充したクレジットカード。より気軽に活用できる「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」も新たなラインアップに加え、2種類のカードを展開する。
マリオット系ホテルにおいて、ホテルの宿泊などに利用できる「Marriott Bonvoy ポイント」が従来通り日々の買い物でたまることに加え、より柔軟になった無料宿泊特典などによるホテル体験を楽しむことができる。その他、空港ラウンジの利用や、カード付帯の保険など旅をサポートするアメリカン・エキスプレスならではの充実したサービスも充実している。
「2013年の提携カード発行以来、両社の強固なパートナーシップにより、お客さまに満足いただけるプレミアムなホテル体験を提供し、ともに成⾧の軌跡を描いて来ました。ライフスタイルや旅のスタイルが多様化する今の時代に合わせ、2つの提携カードとして刷新し新たな価値を提供します」とアメリカン・エキスプレス 日本社⾧の吉本浩之氏。
マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデントのカール・ハドソン氏は、「今回新たに生まれ変わる提携カードの発行により、日本のお客様にさらにすばらしい体験をお届けすることが可能となります。旅行の世界が徐々に開かれ、人々が再び計画を立て始める中、旅行者にとって、日々のカード利用でポイントを獲得し、無料宿泊やMarriott Bonvoy会員限定の特典に交換できるこの機会は非常に貴重なことです」とコメントしている。
2種類の新カードの特徴は?
SPGアメックス後継の「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」(年会費4万9,500円)は、マリオット系列のホテルを積極的にご利用する人や、プレミアムホテルでの体験の素晴らしさを知っている人に、より上質なホテル体験をしてもらうためのカード。
通常年間50泊以上で獲得できる「Marriott Bonvoy プラチナエリート」へのアップグレードが可能になったほか、家族カードの年会費が1枚分無料、無料宿泊特典へのポイント追加やスマートフォンの修理費用補償など特典が拡充されている。
より身近な新カード「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」(年会費2万3,100円)は、ホテルでの多様な体験をより身近に感じられるカードとして提供。これまでホテル滞在に興味はあったものの、なかなか実際にホテルでの宿泊など体験することがなかった人や、マリオット系列のホテルのカテゴリーの中でもプレミアムやセレクトブランドにも関心を持っている人のための新しい1枚となっている。
「SPG アメックスカード」会員はどうなる?
現行のSPG アメックスカード会員は「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」に自動切り替え。基本カード年会費が3万4,100円から4万9,500円に、家族カード年会費が1万7,050円から1枚目無料/2枚目以降2万4,750円に変更となる。カード券面は、カード記載の有効期限までそのまま利用できる。なお、「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」への切り替えも可能で、その場合は電話での問い合わせが必要となる。
「マリオット ボンヴォイ」とは?
マリオット・インターナショナルは、「ザ・リッツ・カールトン」「シェラトンホテル」「ウェスティンホテル & リゾート」など世界各国に30ホテルブランドを展開する世界最大のホテルチェーン。マリオット ボンヴォイはその中の参加ホテルで利用できる旅行プログラムで、会員数は1.57億人。139の国と地域で展開する8,000軒以上(日本国内は73軒)のホテルでの特典を楽しむことができる。