たまにしか使わない道具って、「いざ使いたい!」というときに限って見つからないってことありませんか?

缶詰を開けたいのに缶切りが無い! ワインを開けたいのにオープナーが見つからない! ビール飲みたいのに栓抜きがな〜い!

でも、安心してください。そんなときは石川県の出番です‼

栓抜きどこだっけ?
ってなったけど、石川県があって助かったわw
(@darkmatter159より引用)

制作者は、ものづくりが大好きな麦茶さん(@darkmatter159)です。石川県を3Dプリンターで再現したところ、なんと栓抜きになるとは。なぜ石川県? なぜ3Dに? どうしてこんな大きさに? いろいろと突っ込みどころ満載ですが、意外と握りやすそうですし、何よりカッコいいですよね!

この投稿に、「ふいたwwwwwwwwww」「声を出して笑ってしまった」「面白すぎる!」「けっこうデカいですね」「欲しいww」といった反応や、石川県ゆかりのツイッター民からは、「石川県民歓喜‼︎」「石川県がこんなふうに使われるとはw」「僕の故郷がお役に立てて嬉しいです!笑」「この瞬間ほど、我が石川を誇りに思ったことはありませんよ」「すげーな百万石」「これで石川県の形が皆にわかってもらえるな」「光栄です」と歓喜の声が多数寄せられていました。

大人気の"石川県の栓抜き"ですが、なぜ、このような作品を作ろうと思われたのか。その誕生秘話についてなど、麦茶さんにお話しを伺いました。

―― 「石川県の栓抜き」はどうやって作られているのでしょうか?

麦茶さん:Autodesk Fusion360を使用してモデリング後、FLASHFORGE製3DプリンターCreator3で3Dプリントしています。材料は強度が出やすい、炭素繊維強化樹脂を使いました。

―― この作品を思いついたきっかけを教えてください。

麦茶さん:YouTubeの企画の1つとして、ある程度継続して作れるものは何か? と考えた時に、昔見たバカリズムさんの都道府県ネタを思い出しました。
3Dプリンターと都道府県を合われせば、最低47個動画を作れるのと、自分の思考を柔軟にするトレーニングとして始めました。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

麦茶さん:100~1000いいねは行くだろう
と思ってツイートしましたが、ここまで伸びるとは思いませんでした。

嬉しい反面、いつも作ってる力作があまり伸びず、今回のネタツイートが伸びたのは複雑な気持ちです。
またバズれるよう、沢山の作品を作っていきたいですね。


思いがけず、新たな可能性を発揮することとなった石川県。「鹿児島もオススメですよ」「室蘭をテコに 函館でヌケると思う」「岡山県は何に使えるんだろう」と、それぞれの地元をアピールする声も目立ちましたが、実はすでに「青森県(パンの袋留め)」や「千葉県(斧)」など、一部制作済みのものも……。

興味のある方は、ぜひ麦茶さんのyoutubeの方ものぞいてみてくださいね。どれもシュールで、思わず吹き出してしまうようなアイデア作品ばかりですよ。