鉄道・運輸機構(JRTT)は、北陸新幹線敦賀駅の新築工事に関して、2月1日から新幹線ホームを覆う旅客上家の鉄骨柱を立てる工事を開始すると発表した。
敦賀駅の新築工事では、これまで東口棟や中層階の建築工事を進めてきたが、2月1日から新幹線ホーム階の旅客上家工事が開始される。具体的には、現在完成している駅高架橋の上方を覆う旅客上家の鉄骨柱を立てる工事を始めるとのこと。
敦賀駅のデザインコンセプトは「空にうかぶ ~自然に囲まれ、港を望む駅~」、デザインイメージは「煌めく大海から未来へ飛翔する駅」。敦賀湾の波のきらめきを表現し、豊かな自然を感じられる駅をイメージしている。
コンコースは天井全体を北前船の帆をイメージした浮遊感のあるデザインとし、広いコンコース空間にふさわしいスケール感の大きなデザインとなるように工夫している。ホームの床は船の甲板をイメージした木調タイルで仕上げ、待合室は船をモチーフとしたデザインを採用している。