コクヨは1月31日、在宅ワーカーに役立つ情報を発信するWebメディア「在宅百貨」オープンすると発表した。同メディアは、「在宅を冒険するメディア」をコンセプトとし、在宅での働き方や暮らし方に関する最新情報や実験的な取り組みを発信することで、読者と共に「自宅にいながら冒険のように楽しむ新たな働き方」を検証する場にすることを狙っている。

在宅ワークの在り方はまだまだ発展途上であり、「時間労働制の限界」「仕事上のコミュニケーション不足」「公私の切り替えが出来ず過剰労働」など、企業側とワーカー側双方においてさまざまな課題を抱えている。

そうした背景の下、コクヨは「創造性あふれる働き方」のために、在宅ワークという選択肢をよりポジティブなものにしたいと考えているという。「在宅百貨」では、個人が働き方を模索していく様を「冒険」になぞらえ、世のパイオニア的な在宅ワーカー(冒険者)からの情報を集めて発信すること、コクヨの社員自身が実験的な働き方にチャレンジする様を発信することで、在宅ワーカーを勇気づけ、より創造性あふれる働き方を発見するための宿り木的存在となることを目指すという。

「在宅百貨」の目玉コンテンツの1つに「在宅冒険家」がある。これは、多様な経歴を持つ有識者の方々に在宅ワークのエピソードを取材し、紹介していくもの。ライフスタイルに合わせたユニークな働き方はもちろん、在宅ゆえの意外な一面も見ることができるなど、「在宅冒険家」たちの貴重な経験談が読者の皆様の励みになるように企画されている。