ステラスは、「中途採用の面接現場の実態」のアンケート調査結果を公開した。同調査は、1月4日~1月6日の期間、25歳~54歳の会社員(中途採用の面接官として面接に携わった経験のある方で、かつ採用担当者でない方)を対象に行われた。回答数は488サンプル。

  • 中途採用の面接官として、候補者を見極める力が「ある」と思いますか?

    中途採用の面接官として、候補者を見極める力が「ある」と思いますか?

  • 中途採用の面接で合格を出した候補者は、入社後に活躍していますか?

    中途採用の面接で合格を出した候補者は、入社後に活躍していますか?

中途採用の面接官として、候補者を見極める力が「ある」と思いますか?と質問したところ、「ある」「そこそこある」と答えた人は合計で51%と過半数を占めた。一方、あなたが中途採用の面接で合格を出した候補者が「入社後に活躍しているか?」を聞いたところ、「期待以下の活躍である(17%)」と回答した方が「期待以上の活躍である(6%)」と回答した方よりも3倍近くも多い結果に。面接官としての「見極め力」に対する自己評価と成果についての乖離があったという。

  • 会社から講習や教育を受けた経験はありますか?

    会社から講習や教育を受けた経験はありますか?

また、面接官教育や講習を「受けたことがある」と回答した方は全体の38%となった。ロールプレイングなどによる実践講習を受講している方の割合は、さらに3分の1程度となり、面接官教育を積極的に実施することで、面接クオリティ向上の余地があるのでは推測される。