ヤマハ発動機の新型e-BIKEがフリークスストアとコラボ! 関連アパレルを発売

ヤマハ発動機は新型e-BIKE(電動アシスト自転車)2モデル「WABASH RT(ワバッシュRT)」「CROSSCORE RC(クロスコアRC)」を3月10日より発売。1月13日に開催された両モデルの発表会では、そのプロモーションの一環として、アパレル販売などを行うセレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークスストア)」とのコラボレーションについても紹介した。

ヤマハ発動機の新型e-BIKEが「FREAK’S STORE」とコラボレーション

新型e-BIKE「WABASH RT」と「CROSSCORE RC」の2モデルをベースに、FREAK’S STOREのプロデュースによる2つのコンセプト車両展示や、関連アパレル販売を1月21日より開始することが発表された。

未舗装路での走破性・拡張性の高さを強調

「ファッション」「モビリティ」を軸に郊外でも街中でも、生活に彩りを加える新しいスタイルを提案したいという両社の思いが重なり実現したという今回のコラボ。

ヤマハは新型e-BIKEの2モデル「WABASH RT」と「CROSSCORE RC」をベースに、FREAK’S STOREプロデュースによるコンセプトモデルを製作、FREAK’S STORE店舗での展示を行う。各コンセプトモデルは、両モデルそれぞれの開発コンセプトや特徴を活かし、「WABASH RT」では「キャンプ」を、「CROSSCORE RC」では「フードデリバリー」をテーマに設定した。

「オンロード」と「オフロード」両方の走行性能を併せ持つ「WABASH RT」は、未舗装路などの荒れた路面でも抑え込みが効きやすく、良好なコントロール性・安定性を獲得した新型グラベルバイク。「WABASH」はアメリカの一部地域で「石」を意味する言葉らしく、自転車マーケットで世界的に流行する遊びのスタイル「グラベル」の人気を受け、開発された。

オンロード・オフロード両方の走行性能を併せ持つ「WABASH RT」

タイヤはオフロード走行時のクッション性を考慮した700×45Cのワイドタイプ。オフロード走行時に最適なフレアハンドルや、複雑な地形やライディングスタイルに対応する外装11段のグラベル専用リヤディレイラー「SHIMANO GRX」を採用する。

前方視界が良好なアップライトなハンドルグリップポジションで、フレームやフォークの各所に、さまざまなアクセサリーが装着できるダボ穴を配置。長距離ツーリングの際に必要なハンドルバーバッグなどのアクセサリーも取り付けを可能にしている。

新型グラベルバイク「WABASH RT」のコンセプトモデルでは、そんな未舗装路での走破性の高さ、キャンプ道具やアウトドアグッズを積むバイクパッキングに対応した拡張性の高さを活かした。

「FREAK’S STORE」プロデュースの「WABASH RT」コンセプトモデル(非売品)

デイキャンプの用具を一式積み込んだスペシャルカスタムで、日常と非日常をつなぐモビリティとして思い立った時、気軽にロングツーリングに出かけられるような装備を備えていることを全面に強調する。

デリバリースタッフ仕様で市街地走行、ロングライドも

一方のクロスバイク「CROSSCORE RC」は、街中の都市部での日常的なコミューティングから、週末のレジャーなどにおける郊外のロングライドまで快適に走行できる点を重視して開発された。

街中でのコミューティングから郊外のロングライドまで快適に走行できる「CROSSCORE RC」

タイヤはエアボリュームのあるワイドタイヤでありながら転がり抵抗が良く、街中での高いクッション性とグリップ性を発揮する27.5×2.0のワイド＆セミスリックタイヤを採用。舗装路で安定感のある快適な乗り心地を実現しており、ブレーキは軽い力で確かな制動力を発揮する油圧式「シマノBR-MT200」となっている。

また、外装9段変速により、さまざまな状況下で快適な走りが可能で、コンパクトサイズながらも、安定した明るさを実現するバッテリー供給タイプのLEDランプ、日常使いで役立つサイドスタンドも標準装備する。

そんな日常的な利用を想定し、最適な実用装備も備える「CROSSCORE RC」のコンセプトモデルは、架空のフードデリバリー会社「PINPON DASH(ピンポンダッシュ)」のスタッフがデリバリー時に使うe-BIKEをイメージ。