学情は1月6日、「就職活動」に関する調査結果を発表した。調査は2021年12月6日~10日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生462名を対象にインターネットで行われた。
「就職活動において、『自分自身が成長できそうか』を重視しますか?」と質問したところ、51.9%の学生が「重視する」と回答。「どちらかと言えば重視する」(34.6%)と答えた学生を合わせると、実に9割近くの学生が、就職活動において「自分自身の成長」を重視することが明らかに。
「誰かの役に立つためには、自身が成長することが不可欠だと思う」「成長を実感できることが、働く上でのモチベーションになると思う」「人生100年時代と言われるので、転職することもあるかもしれない」「終身雇用や年功序列が当たり前でなくなっているので、市場価値を高めていきたい」「ジョブ型雇用も増えているので、専門性を磨くことが大切だと思う」といった声が寄せられ、終身雇用が当たり前ではなくなりつつあることや、ジョブ型での雇用が拡大しつつあるなか、「専門性を高めること」や「成長を続け市場価値を上げること」を意識する学生が多いことがうかがえた。
また、「成長できそう」と思う企業の特徴について教えてもらったところ、「仕事を通してスキルを身に付ける機会がある」が最も多く59.5%。次いで、「若手に積極的に仕事を任せる」(52.2%)、「新規事業にも挑戦している」(48.3%)と続いた。