インタースペースの運営する、旅行SNS「RECOTRIP」は、2021年に実際にユーザーが行って評価の高かった観光スポットベスト50を東日本、西日本版をそれぞれ12月24日に発表した。当ランキングは、2021年1月1日から12月15日の期間で実際に訪問したRECOTRIPユーザー数や、ユーザーがスポットにつけた評価を独自でスコア化し、国内約20,000のスポットから合計スコアが高かったスポットを「人気観光スポット」としてランキング化している。

  • 「東日本ベスト20」

東日本では雄大な自然が楽しめる景勝地や、都心からアクセスの良い季節を感じられる観光スポットが人気となった。

  • 1位「国営ひたち海浜公園」(茨城県)

栄えある1位は「国営ひたち海浜公園」(茨城県)。茨城県ひたちなか市にある国営公園で、開園面積は約215haで国内最大級の広さを誇り、園内は7つのエリアに分かれている。

自然に囲まれた園内は、季節ごとに美しい花々が楽しめる。特に人気なのは、春の約530万本のネモフィラが辺り一面を埋め尽くした青い世界と、秋のコキアの紅葉が台地を真っ赤に染める風景だとのこと。

その他にも、サイクリングコースや林間アスレチック広場、バーベキュー広場に加え、アトラクションや観覧車が楽しめる遊園地「プレジャーガーデン」があり、子供から大人まで季節を問わず楽しめるレジャースポットとして人気を博している。

  • 2位「東京スカイツリー」(東京都)

2位は東京都墨田区にある2012年に完成した電波塔「東京スカイツリー」(東京都)。高さ634mの世界一高いタワーとしてギネス登録されている。電波塔は観光施設としての役割もあり、商業施設やオフィスビス等も併設されている。

展望台は、地上350mの「天望デッキ」と450mの「天望回廊」の2カ所。眼下に広がる東京の町並みや、天気の良い日はさらに遠くの富士山を望める。タワーは夜になるとライトアップし、紫やオレンジ、ブルーなど時間帯によってさまざまな色に輝く。

  • 3位「あしかがフラワーパーク」(栃木県)

3位は栃木県足利市にある花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」(栃木県)。広大な敷地に、ツツジやバラ、コスモスなどの花が季節ごとに咲きほこる。年間100万人以上の人が訪れる、まさに花の楽園。

代名詞的存在となっているのが「藤の花」。日本最大級の規模を誇る、巨大な藤棚は、一面が紫色で埋め尽くされた幻想的な風景だ。樹齢150年の「大藤」をはじめ、「うす紅藤」「白藤」「きばな藤」など、数種類の藤が時期をずらして順番に花を咲かせることで、約1カ月もの間見頃を楽しめる。

また、高いクオリティを誇る冬のイルミネーションは、日本夜景遺産にも選ばれている。神秘的な空間とロマンチックな雰囲気が味わえる事で、デートスポットとしても人気だ。