ワッツユアリッチは12月20日、「営業現場における業務実態調査」の結果を発表した。調査は10月29日~30日、全国の23歳~60歳の営業パーソン400名を対象にインターネットで行われた。
1日あたりの業務時間を聞いたところ、27.0%の営業パーソンが1日あたりの業務時間が9時間を超えていると回答。4人に1人以上が、1日の法定労働時間8時間を超過している現状が浮き彫りに。
一番時間がかかっている業務を教えてもらったところ、「資料作成」(30.5%)が突出して多く、次いで、「移動」(19.3%)、「商談」(11.3%)という結果に。資料作成を占める時間の割合を聞くと、半数以上の営業パーソンが「業務時間全体の半分以上を資料作成にかけている」と回答し、社内外資料の作成が営業活動において、生産性向上に向けた大きな課題となっていることがわかった。
また、リモートワークになってから増えたと思う業務についても、「資料作成」が「メール業務」と並んで1位(25.6%)に。
なお、同調査結果から、資料作成にかかっている時間と人件費を算出したところ、営業パーソン1人あたり年間で619時間、人件費に換算すると約167万円のコストがかかっていることが分かった。