子どもの習い事、月謝の平均額は1,898円 - 月謝以外の出費が多いのはなに?

シークが運営する国内最大級の子どもの習い事メディア「SUKU×SUKU(スクスク)」は12月13日、「子どもの習い事の月謝」に関する調査結果を発表した。同調査は11月2日～5日、子どもに習い事を経験させたことのある保護者1,008名を対象に、インターネットで実施した。

子どもの習い事の中で、人気ジャンルからマイナーな習い事まで全56種のジャンルを調べたところ、平均月謝は1,898円だった。最高額は6万9,400円(学習塾)、最低額は0円となっている。

平均月謝を下げている要因としては、格安で受講できるボランティアや地区センターなどで行っている習い事が挙げられる。こちらはジャンルが幅広く、0円とは言わずともワンコインで受講できる習い事が多くあった。

子どもの習い事として、「スイミング」と回答した人は1,008人中667人だった。月謝の平均費用は6,776円となっている。月謝以外に費用が掛かった項目について聞くと、「想定外の出費はなかった」(37%)が最も多く、「用具全般」(17%)、「練習着・靴」(14%)が続いた。

「学習塾」と回答した人は、1,008人中334人となった。月謝の平均額は1万9,080円で、全ジャンル中でもっとも平均月謝が高い習い事となっている。月謝以外にかかる費用としては、「教材費」(37%)と「月謝以外の授業・合宿費」(27%)が多い。

「英語・英会話」と回答した人は322人で、平均月謝は7,623円だった。月謝以外に費用が掛かった項目は「教材費」(38%)が最も多く、「想定外の出費はなし」(36%)が続いた。

1,008人のうち、242人が習っていると回答したのは「ピアノ」だった。平均月謝は5,400円で、月謝以外にかかった費用としては、「教材費」(29%)、「大会・イベントの参加費用」(23%)が半数を占めた。

「書道・習字」は206人が習っていると回答。平均月謝は2,604円だった。月謝以外に費用が掛かった項目について聞くと、「なかった」(33%)という回答が最も多く、「用具全般」「教材費」がそれぞれ20%だった。

181人が習っていると回答したのは「サッカー」だった。平均月謝は3,596円で、そのほかにかかった費用としては「用具全般」(18%)、「練習着・靴」(17%)、「大会用の衣装、ユニフォーム、靴」(14%)がほぼ同率で、「大会やイベントの参加費用」「合宿代」「交通費」という回答も多かった。

「珠算・そろばん」は122人が習っていると回答した。平均月謝は2,926円で、「想定外の出費はなかった」という回答が3割を占めた。「教材費」は22%、「大会・イベントの参加費用」は17%となっている。

99人が習っている「運動教室」の平均月謝は2,465円で、44%は「想定外の出費はなかった」と答えている。次に多い回答は「練習着・靴」(18%)、「用具全般」(10%)だった。