Looopが展開する「エネプラザ」はこのほど、「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」(イノベーション発掘・社会実装加速化枠)を受賞した。

  • さいたま市でのエネプラザ導入イメージ

「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」とは、環境省が実施している気候変動対策推進の一環。「気候変動の緩和(温室効果ガスの排出抑制対策)」および「気候変動への適応(気候変動の影響による被害の回避・軽減対策)」において功績のあった個人や団体に贈られる。

「エネプラザ」は、スマートシティのための分散型エネルギーマネジメントシステム。住宅街の各戸の屋根上の太陽光パネルで発電した電力を、街区中央の蓄電池や「動く蓄電池」であるEVが備わったチャージエリアに集約し、各戸でシェアすることで需給両面で再生可能エネルギーの利用率を最大限に高める仕組みとなっている。

同システムは12月より、さいたま市美園地区で市と住宅メーカー3社と共同で整備を進めている「スマートホーム・コミュニティ第3期」において運転開始を予定している。