名古屋鉄道は、太田川駅が3層構造を持った高架駅として生まれ変わってから10周年を迎えることを記念し、12月19日に「太田川駅高架化10周年記念イベント」を開催すると発表した。当日は2000系と3100系による臨時特急を運行するほか、記念入場券を発売する。

  • 名鉄2000系。「太田川駅高架化10周年記念号」では特別車として使用

  • 名鉄3100系。「太田川駅高架化10周年記念号」では一般車として使用

臨時特急は「太田川駅高架化10周年記念号」の名称で、名鉄名古屋~知多半田間を1往復運転する。往路は名鉄名古屋駅11時35分発・知多半田駅12時5分着、復路は知多半田駅13時3分発・名鉄名古屋駅14時3分着で運転され、1~4号車(知多半田側)は2000系の特別車、5~6号車(名鉄名古屋側)は3100系の一般車となり、記念のイラスト系統板を掲出する。特別車を利用する際、乗車券の他に特別車両券(ミューチケット)が必要で、11月19日から販売開始する。

12月19日の13時35分頃から、太田川駅5番ホームで臨時特急「太田川駅高架化10周年記念号」の出発式を開催。同日に発売される「太田川駅高架化10周年記念入場券」は、太田川駅の入場券4枚が台紙と一体になった仕様で、1セット680円。太田川駅特設発売所と同駅出札窓口で計2,000枚を販売し、在庫がなくなり次第終了する。