各たばこ会社が近年注力しつえいる加熱式たばこの中でも、ニオイの少なさで知られているJTの低温加熱式タバコ「Ploom TECH(プルーム・テック)」。

従来型の「プルーム・テック」に比べて喫味を強化したモデル「Ploom TECH+(プルーム・テック・プラス)」シリーズの専用たばこカプセル「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」(580円)が、10月29日に発売された。

“プルームテックプラスの史上最強冷涼メンソール”を謳っているが、今回は編集部が入手したこの新フレーバーの味わいをレポートしてみたい。

  • 「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」の味わいは?

希少なたばこ葉を100%使用した「プレミアムゴールド」

「プルーム・テック」ユーザーの不満で多かった「吸いごたえの物足りなさ」を解消すべく誕生した「プルーム・テック・プラス」。

部屋の中の空気や壁紙などを汚さず、髪などにも “ヤニ臭さ”がつかない「プルーム・テック」の最大のメリットを引き継ぎつつ、吸いごたえ重視の設計で高い満足感を生み出すモデルだ。

「プルーム・テック・プラス」と「プルーム・テック」は従来のタバコに対するイメージを断ち切った新しい嗜好品として広がっており、それに伴い、いい意味で“従来のたばこらしくない”新フレーバーも数多く登場している。

果たして、今回の新フレーバー「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」はどんな味わいなのか? はやる気持ちを抑えて、まずはパッケージから見ていこう。

  • 「FROZEN」のワードが水色で強調されている

落ち着いた黒を基調としながらも、氷の結晶を連想させるようなデザインがまず目を引く。開封してみると、中にはたばこカプセル5本と水色の袋に包装されたカートリッジが付属していた。

「プルーム・テック・プラス」のメンソール系フレーバーでは、「MINT(ミント)」カートリッジが多く採用されている印象だが、「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」では冷涼感を楽しめるよう、カートリッジを新たに開発。これを使用することで、これまでにないメンソール感を実現しているという。

  • 「プレミアムゴールド」のこだわりも味わいのポイント

カートリッジにも「FORZEN」の文字があしらわれ、たばこカプセルにも水色を配することで冷涼感を全面に醸し出す。

また、「メビウス・プレミアムゴールド」のラインは、希少な国産のタバコ葉「ゴールド・リーフ」を100%使うことで、より高いタバコ感を体験できるシリーズとなっている。数千種類ある品種と日本全国の生産者のなかでも繊細な技を持つ農家を厳選して原料を調達。通常のバージョンよりもタバコとして喫味が強く、高い満足感を得られることが支持されている。

突き抜けるような氷冷感!

前置きはこのへんにして、実際に「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」を吸ってみよう。

なんと言っても、特徴的なのは突き抜けるような氷冷感だ。最初のインパクトはスースーというよりキンキンという表現が相応しそうな冷たさを体験できる。雑味を抑えたクリアな味わいで、のどの奥が冷たくなるような感覚の後からくる余韻も心地よい。ほのかな甘みが感じられる。

喉にグッとくるようなたばこ本来のキック感が、多くのユーザーから支持されている「メビウス・ゴールドライン」の魅力もある。全体的にはスッキリとしたミントの風味で爽やかな印象ながらも、ゴールドリーフの深みのある濃い味わいも感じられた。絶妙なバランス感覚だ。

日常的に吸っている銘柄とは別にストックしておいてもよさそうだし、普段からメンソールに親しんでいる人にとっては、新定番として乗り換える人もいるかもしれない。

従来の「エクストラゴールドミント」などと比べてもクール感・清涼感が強く、ランチ後に一服すれば午後の仕事も睡魔に負けず、はかどるに違いない。口や鼻にミントの清涼感が残って気持ちいいので、ミントガムやフリスクのような感覚で仕事の合間の短い休憩時間などに味わうと、かなり良い気分転換になりそうだ。