日本トレンドリサーチはこのほど、キャムと共同で実施した「テレワーク」に関するアンケートの結果を発表した。調査対象は、事前調査で「テレワークを実施している職場に勤めている」と回答した男女300人。
自身がテレワークをしているかどうかを尋ねたところ、81%が「自身もテレワークをしている」と回答した。一方、19%は、 テレワークを実施している職場に勤めているにもかかわらず、 自身はテレワークをしていないことがわかった。
「テレワークをしている」と回答した人に、 出社しなければできない業務のためにやむなく出社することがあるかについて聞いたところ、74.1%の人が「ある」と回答した。
出社しなければできない業務としては、「郵便物の受け取り」「会社のPCにしか入っていないソフトの利用」「会社に保管されている社外秘の資料が必要な時」「領収証の確認、 請求書発行など」「調印や稟議決済のための押印」などが挙がってきたが、特に「印鑑を押しに行くため」という回答が多かったという。
「自身はテレワークをしていない」と回答した人に普段行っている業務はテレワークでも“十分できる”と思うかについて聞いたところ、「システムが整えばテレワークできると思う」と回答した人は24.6%だったという。
これらの人にどのようなシステムがあればテレワーク可能になると思うかを聞いたところ、「書類の電子化」「社内ネットワークに接続できるシステム」などが、回答として挙がってきたとのことだ。