2021年4月にTVアニメ化が発表された『魔法使い黎明期』(講談社ラノベ文庫にて小説、シリウスKCにてコミックス刊行中)が、TBSにて2022年4月より放送されることが決定した。
本作品の舞台となるのは、500年間対立していた教会と魔女の和平が成立してから数年しか経っていない黎明期。主人公・セービルは魔法学校に通うも成績はいつも学年最下位。なぜか入学以前の記憶を失っていて、自分の正体や目的が分からないまま空虚な学校生活を過ごしていた。だがそんなある日、彼の生活は一変する。魔法学校の学長に命じられて、危険な特別実習に参加。それを機にセービルが、心に傷を隠した仲間たちと共に数々 の試練や陰謀に立ち向かい自分を見つけていく、といった本格ファンタジー作品となる。
放送時期の決定にあわせて、精悍な顔つきのメインキャラクター4名が敵に立ち向かう場面を描いたティザービジュアルを公開。さらにメインキャラクター&キャスト情報が公開され、“魔法使いになること”を目標にウェニアス王国王立魔法学校に通う主人公、セービル役を梅田修一朗、何百年という時を生き《黎明》の異名を持つ魔女、ロー・クリスタス役を岡咲美保、いつも笑顔を絶やさないウェニアス王国王立魔法学校の優等生、ホルト役を鈴代紗弓、《獣堕ち》と呼ばれる、動物の特徴を持って生まれた存在、クドー役を八代拓が担当する。
■セービル cv. 梅田修一朗
ウェニアス王国王立魔法学校に通う生徒。入学以前の記憶を失っていて、そのせいで魔法以外に自分の存在価値を見出せず“魔法使いになること”を目標にしている。しかし、成績は学年最下位であり、退学を免れるための救済措置として特別実習への参加を命じられる。素直だが内向的すぎる性格のため、自身を含む人の心の機微に疎い。
■ロー・クリスタス cv. 岡咲美保
何百年という時を生き《黎明》の異名を持つ魔女。触った者の魔力を吸う悪魔「ルーデンスの魔杖」に自身の魔力を全て渡し契約している。そのため魔杖を介して強大な力を振るうことは出来るが、1人では魔法を使うことが出来ない。教師ではなかったが、ある目的を果たすため、特別実習にむかうセービルたちの“引率の先生”を引き受ける。
■ホルト cv. 鈴代紗弓
セービルと同じく、ウェニアス王立魔法学校に通う生徒。成績優秀でいつも笑顔を絶やさない優等生だが、意外と人の好き嫌いははっきりしているタイプ。成績不良で社交的とは言えないセービルにも好意的に接していて、魔法の知識が豊富なロー・クリスタスにも懐いている。
■クドー cv. 八代拓
ウェニアス王立魔法学校に通う生徒の1人で、特別実習の参加者の1人。《獣堕ち》と呼ばれる、動物の特徴を持って生まれた存在であり、トカゲと人間の中間のような姿をしている。粗暴で皮肉屋な言動が目立つものの、正義感が強く、律儀な性格。 また感情によって体色が変化するため嘘がつけない。
そして本作品のメインスタッフ情報も公開され、監督・シリーズ構成を桑原智、文芸を本作品の原作者で多くのゲーム作品のシナリオも手掛けた虎走かけると森田眞由美、キャラクターデザインを岩崎令奈、美術設定を西田稔、色彩設計を油谷ゆみ、編集を内田渉、音響監督を本山哲、音響編集をビットグルーヴプロモーション、そしてアニメーション制作を手塚プロダクションが担当する。
TVアニメ『魔法使い黎明期』は、TBSにて2022年4月より放送予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)虎走かける・講談社/魔法使い黎明期製作委員会