仕事上のコミュニケーションツールとして欠かせないのがメール。仕事をしていると毎日たくさんのメールが届くが、なかには社内や取引先からビックリするようなメールが届いたという人も……。今回は、マイナビニュース会員317名に「仕事で受け取ったメールでびっくりしたことがあるか」聞いてみた。

Q. 社内・社外問わず仕事で受け取ったメールにびっくりしたことはありますか?

はい 45.1%
いいえ 54.9%

Q. (「はい」と答えた方にお聞きします)誰のどんなメールにびっくりしましたか? 具体的に教えてください。(自由回答)

間違いメールが届いた

・「上司が交際相手に送ったメールが、間違って自分宛に届いたことに驚きました」(47歳女性/埼玉県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「同姓の役員宛てのメールが送られてきた。内容は人事に関することで、誰にも言えなかった」(42歳男性/静岡県/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「困ったことがあったらなんでも相談してくださいといったメールが、間違って届いた。どうやら男性の上司が、女性の部下に送ったメールだった」(64歳男性/石川県/教育/その他技術職)
・「個人的な恋愛メールがオールメールされたとき。不倫関係なのに大丈夫かなと思った」(33歳男性/徳島県/教育/専門職関連)
・「社内の人から、おそらく自分の母親に宛てたメールを私に送ってきた」(59歳男性/福岡県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「間違いなく別の人に送信するメールなのだろうという内容に悪口を見つけたとき」(53歳女性/三重県/専門店(その他小売)/販売・サービス関連)

愛の告白

・「愛の告白的な内容のメールが送られてきてとてもビックリしたことが、かつてありました」(57歳男性/千葉県/海運・鉄道・空輸・陸運/IT関連技術職)
・「愛の言葉が……」(45歳男性/東京都/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「告白された」(51歳男性/富山県/化粧品・医薬品/営業関連)

絵文字、顔文字

・「絵文字とかあったから普通にびっくりした」(38歳女性/富山県/専門店(食品関連)/その他技術職)
・「絵文字を使っている」(51歳男性/大阪府/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「顔文字が入っていた」(52歳男性/東京都/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)

CCで送信

・「CCに20人くらい含まれていたこと」(30歳男性/兵庫県/インターネット関連/IT関連技術職)
・「官公庁からのメールにおいて、不特定多数へ送信すべきときにはBCCを使用しなければならないのに、全件宛先欄に送信先が設定されており、すべてのメールアドレスが丸わかりになっていた」(41歳男性/埼玉県/その他/事務・企画・経営関連)
・「相手側の社内でのメールがCCでこちらに送られてきた」(61歳男性/東京都/その他電気・電子関連/IT関連技術職)

驚きの暴露

・「会社内の不倫告白メール」(50歳女性/大阪府/専門商社/事務・企画・経営関連)
・「社内メールで、テスト送信かもしれないが部長と課長が不倫していますと全社員にメールが来た」(40歳男性/山口県/海運・鉄道・空輸・陸運/その他・専業主婦等)
・「同僚が行ったスナックからセクハラされたと社内にメールがきてクビになった」(43歳男性/東京都/専門商社/営業関連)

誤字、脱字がひどい

・「誤字脱字が驚くほど多かった」(57歳男性/東京都/教育/IT関連技術職)
・「細かい内容までは覚えていないが、メールにかなり面白い誤字が含まれていたことがある」(31歳男性/石川県/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「取引先からのメールで、こちらの会社名間違っているし、誤字脱字が散見された」(46歳男性/東京都/システムインテグレータ/IT関連技術職)

迷惑メール

・「上司から迷惑メールが送られてきた。上司のPCがウィルスに感染していたらしい」(47歳男性/兵庫県/物流・倉庫/販売・サービス関連)
・「大手の企業の代表メールからの送信だったので安心して開いたらチェーンメールだったのには驚いた」(59歳男性/神奈川県/建設・土木/建築・土木関連技術職)

友だち口調

・「後輩から送られてきたメールが友達に送るような文章だった」(40歳男性/神奈川県/その他/その他・専業主婦等)
・「文章の内容が、友達との会話のよう」(42歳男性/長野県/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

その他

・「取引先の、日本語が苦手だった外国人の方がスキルアップし、私たちよりも美しい日本語を使ってきたとき」(42歳男性/埼玉県/食品/営業関連)
・「赤ちゃん言葉になっていたこと」(48歳男性/東京都/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「チャットみたいな短文」(30歳男性/兵庫県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「社長から直接メールが来た」(52歳男性/埼玉県/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「10文字くらいで行替えして縦に長細いレイアウトだったのでPC画面では読みにくかったのですが、先方はこちらが携帯電話で読んでいるだろうと気を利かせてくれたつもりでした」(58歳男性/東京都/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

総評

「社内・社外問わず仕事で受け取ったメールにびっくりしたことはありますか?」という質問では、全体の45.1%が「はい」と回答した。

具体的には「誤送信メール」によるものが多かった。「トイレットペーパー買ってきて」といった家族宛のプライベートなメールや、「今夜飲みに行こう」といった内容が宛先間違いで届いたとのこと。この程度ならまだよいが、なかには「上司からの愛人宛とみられるメールが届いた」といった、ちょっと笑えないものも。上司の知りたくなかった一面を知ってしまい、微妙な気持ちになりそうだ。

さらに、「社外秘のメール」や「人事に関する役員宛のメール」が間違いで届いたという人も。仕事上のメール誤送信は、ひとつ間違えると一大事に。反面教師として、自分自身もミスをしないように気を付けたい。

メールで「愛の告白」を受けた人もいた。うらやましい話だが、社内や仕事関係者からの告白は、その後の仕事が気まずくなることも。相手が仕事中だったり余裕のないときに告白メールを送ると、戸惑わせる可能性もあるため、送るタイミングにも気を遣いたいところだ。

この他にも、上司から「パワハラメールが届いた」という人や、「取引先の人からの説教メール」「論文かと思えるほどの長文を送ってきて、1時間以内の返信を求められた」といった、驚きのエピソードが寄せられた。

調査時期: 2021年9月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 317名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません