結婚をすると、挙式や新婚旅行など、さまざまなイベントが続いて忙しくなるものです。結婚祝いをもらったものの、どうお返しをしていいかもわからず、調べるのも面倒でついつい後回しにしまう方もいるでしょう。

この記事では、結婚祝いのお返しをする時の、基本的なマナーを紹介します。また、お返しする相手との関係性別に、おすすめのギフトについてもまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

  • 結婚祝いのお返しとは

    結婚祝いのお返しの基本ルールを解説します

結婚祝いのお返し(内祝い)とは

結婚祝いをもらったら、お返しをするのがマナーです。結婚祝いのお返しのことは、「内祝い(うちいわい)」ともいいます。お礼の言葉とあわせてギフトを贈って、相手に感謝の気持ちを形でも伝えましょう。

結婚祝いのお返しが必要なケース

結婚式に来てくれた人にもお返しをするのか、そもそもどういったケースで結婚祝いのお返しが必要になるのか、わからない人もいるでしょう。

結婚祝いのお返しは、結婚式に招待できなかった人や出席できなかった人からお祝いをもらった場合に、お返しをするのがマナーです。結婚式に出席した人からもプレゼントやご祝儀をもらっていますが、式の食事や引き出物がお返しにあたりますので、別でお返しを用意する必要はありません。

また、最近では結婚式を挙げなかったり、親族のみで結婚式を済ませたりするケースも増えています。こうした場合も、友達や職場の人からお祝いをもらったら、結婚祝いのお返しを贈るようにしましょう。

たくさんの人からお祝いをもらうと、お返しの贈り忘れも起こりがちです。リストで管理するなど工夫して、漏れがないように注意してください。

結婚祝いのお返しにはのし(熨斗)をかける

結婚祝いのお返しギフトには、のしをかけます。結婚が一度きりで、末永く幸せでいられるようにという願いを込めて、水引(みずひき)は紅白の結び切りを選ぶのが決まりです。

水引とは、和紙できた飾り紐のことで、贈り物の包み紙の上にかけます。デパートなどの小売店で購入したギフトの場合は、水引がすでに印刷されたのし紙をかけてくれるケースがほとんどです。

のし紙に表書きをする

のし紙には、誰からの何の贈り物かわかるように、表書きをします。水引の上部には「内祝」もしくは「寿」と書き、水引の下には送り主がわかるように自分たち夫婦の名前を書くのが一般的です。

名前を書く時は結婚後の姓のみ、もしくは夫婦の連名を書きます。夫婦の連名の場合、夫の姓名を書き、夫の名前の横に妻の名前のみを書きましょう。

結婚祝いのお返しの金額相場

結婚祝いのお返しギフトの金額は、相手からもらったプレゼントやご祝儀の半分ほどが相場であり、これを「半返し」といいます。1万円の現金でお祝いをもらったら、5,000円程度が結婚祝いのお返しの相場です。

目上にあたる親戚から、3万円以上と金額が高い結婚祝いをもらうこともあるでしょう。もらった結婚祝いの金額が高い場合には、半分ではなく3分の1程度のお返しを贈るのが一般的です。高額な結婚祝いに対して、半返しを気にしすぎると、逆に失礼にあたる場合もあります。

また、職場の部下や後輩など、自分よりも目下の人からの結婚祝いに対しては、同程度の金額でお返しをするのがマナーです。結婚祝いのお返しは、相手との関係性によっても異なるので、注意しましょう。

  • 結婚祝いのお返しとは

    結婚祝いをもらったら、お返しのギフトを贈って、相手に感謝の気持ちを伝えましょう

結婚祝いを贈る時のマナー

結婚祝いにお返しが必要だと知っていても、いつどうやって渡すべきなのかわからなかったら、お返しできませんよね。

ここでは、実際に結婚祝いをもらった場合に、お返しを用意する流れ、渡す時期や方法について解説します。

まずはお礼の連絡をする

結婚祝いが届いたらすぐに電話でお礼の気持ちを伝えましょう。もしくは、数日以内にお礼状を送ります。

遠方の方など、郵送で自宅に結婚祝いが届くケースも多くあります。通常、結婚祝いは挙式の2か月前から1週間前ころまでに送るのが一般的です。お祝いをもらったら、まずは相手に連絡を入れて、お礼の言葉を伝えましょう。

その際、結婚祝いの品物を確認した上で、具体的な感想を伝えるのがおすすめです。そうすることで「送った品物を喜んでもらえた」と相手にも伝わり、うれしく思ってもらえるでしょう。

適切な時期にお返しを贈る

結婚祝いのお返しを贈るのに適切な時期は、挙式をした1か月以内です。結婚式をしていない場合でも、結婚祝いをもらったあと1か月以内にお返しを贈りましょう。

お返しの渡し方

お返しを贈る際は、基本的には相手に手渡しするのが好ましいです。ただし、相手が遠方に住んでいる場合や都合もあるので、宅配便で送るのもいいでしょう。宅配で送る場合には、お礼状も添えるのがマナーとなります。

  • 結婚祝いを贈る時のマナー

    結婚祝いのお返しをする際は適切なタイミングを逃さないよう注意しましょう

結婚祝いのお返しをする時の注意点

結婚祝いのお返しには、ふさわしくないアイテムや注意点があります。相手の方へ失礼とならないように、しっかりおさえておきましょう。

結婚祝いのお返しにNGなもの

結婚祝いのお返しとして、送ってはいけないとされるものがあります。

  • 縁起の悪いもの
    刃物など「縁が切れる」ことを連想させるものは縁起が悪いため、避けるようにしてください。

  • 肌着
    肌着を贈ることには、「服を買えないくらいに生活に困っている」という意味として相手に受け取られる恐れがあります。出産祝いでは子供用に肌着を贈ることもありますが、それ以外の場では避けましょう。

  • 現金
    お返しに現金は、ふさわしくありません。金額もはっきりとわかってしまうため、お返しには適さないとされています。

早くに結婚祝いをもらった場合

早い段階で結婚祝いをもらった場合には、挙式前にお返しをしても問題ありません。また、電話やお礼状を贈る際に、式の後でお返しをすることを伝えて、挙式後に贈るのもいいでしょう。

職場など連名で結婚祝いをもらった場合

職場や友人などから、連名で結婚祝いをもらった場合も半返しが相場です。一人当たりへのお返しの額が少なくなるケースもありますが、お菓子や入浴剤など小分けできるギフトを贈るといいでしょう。

地域の慣習に注意

結婚祝いのお返しについては、地域の慣習が存在しているケースもあります。贈る前には地域ごとの慣習の有無も確認するようにしてください。

  • 結婚祝いのお返しをする時の注意点

    相手に失礼のないように結婚祝いのお返しをしましょう

結婚祝いのお返しのおすすめギフトを相手別に紹介

結婚祝いのお返しとして、相手別にいくつかのおすすめアイテムを紹介します。

友達への結婚祝いのお返し

友達の場合、相手の家族構成や好みもわかりやすく、相手に合わせたギフトを贈るといいでしょう。お菓子やタオルといった定番から、お酒を飲む人であればワインなどをプレゼントするのも喜ばれます。

親戚への結婚祝いのお返し

なかなか会わない遠方の親戚だと、好みがわからないこともあるでしょう。カタログギフトであれば、相手が自分で好きなものを選べるので、お返しとしても贈りやすい手段です。

職場の人への結婚祝いのお返し

職場の人からは、連名で結婚祝いをもらうことも多く、お返しには小分けにできるお菓子がおすすめです。お菓子は年齢に関係なく喜ばれやすいので、職場の人へのお返しに向いています。

  • 相手別結婚祝いのお返しギフト

    相手によって結婚祝いのお返しも変えましょう

結婚祝いをもらったらお返しでお礼の気持ちを伝えましょう

結婚祝いをもらったら、相手への感謝の気持ちとともに、お返し(内祝い)を贈ることが大切です。結婚祝いのお返しをするのにもマナーがあります。ルールを知らずにお返しをしてしまうと、相手に嫌悪感をあたえてしまうかもしれません。

相手にも喜ばれる結婚祝いのお返しをして、末永く良好な関係を保ちたいですよね。まずは結婚祝いのお返しのマナーを知り、どんなギフトを贈るのがいいのかを考えてお返しをするようにしましょう。